最近仕事の関係でいろんな「成功した人」の話を聴く機会がグッと増えた。羨ましいと思ったり、その発想は無かったと目からウロコだったり、そんなのできねーよ的なお話にげんなりしたりしているけれど、トータルで見るとすごくプラスになっている。話し方とか、考え方がすこしずつ変わってきたからか、何か気分もスッキリしだした。自分はまだ成功していないんでがんばらないといけないのだけど、道程がうっすらみえだした気がして、精神的にラクなのだ。
そこで気がついたのだけれど、使い勝手のよいCMSを開発して引く手あまたのプロデューサー、知己に飛んだ発想で会社を(アコギな方法無しで!)発展させている経営者、どんなワードでもGoogleで一位をとらせるSEO技術者。みな素晴らしい才能や精神力の持ち主であるのは当然ながら、同様にコミュニケーション能力が恐ろしく高い。
プレゼンなどすればマジメな話なのに笑わされたり感動させられたり、下手なバラエティーを観るよりもずっと楽しいし、個人として話をしてもやっぱりうまいなと思う。
考えてみれば当然で、仕事は大抵一人では出来ない。カメラマンで例えれば、これこれこういう写真を撮ってくれというクライアントがいて、被写体になる人がいて、アシスタントなんかがいるのが普通だ。彼等とうまく話ができなければ(産業的に)満足のいく写真は撮れない。どんなに腕が良くてもモデルの一番いいところを引き出せなければダメ。逆によくテレビとかで「気がついたらヌード写真撮らされてました」なんてウソみたいなこと言う女優がいるけど、一流のカメラマンはモデルをその気にさせるのも一流なので、個人的にはそんなもんだとうけとっている。
とどのつまりどんな職種であれコミュニケーションスキルは必要なのだ。個人でできる範囲は限られてる、人と気持ちを一つにしないといいものなんて作れないし、生きていけない。成功している人の話を拝聴するたびに、その気持ちが固まってきた。
オレは決してコミュ力があるわけではないので、そこらへんは日々進化というところかな。
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