1/10/2011

アジアカップの代表と美味しいパスタの作り方。#daihyo

パスタの基本は「アリオ・オリオ・ペペロンチーノ」スパゲッティと、唐辛子と、にんにく、オリーブオイル、それに塩だけのシンプルなパスタだけど、作り方が難しい。

パスタを茹でている間にオリーブオイルをフライパンに入れて、スライスorつぶしたにんにく、それに種を抜いた唐辛子を低温でじっくり熱していく。パスタが茹で上がったら素早くフライパンに入れて、ここからが大事。絶えずフライパンをゆすって、パスタの茹で汁とオリーブオイルを「乳化」させていく。

乳化を分かりやすく例えよう、ドレッシングを想像してみてほしい。スーパーで売られているものは油とその他の成分が分かれている。これを食べる時にシャカシャカと振って、一体化させる、それが乳化。上手く乳化させないと油は油のままで、茹で汁は茹で汁のままで、素材がバラバラのままペペロンチーノにならない。たった五つの素材なのに!


ここまでがマクラ。何が言いたいかわかるでしょう。今の代表は素材こそ素晴らしいものだけれど、まだバラバラで、乳化していない。本田は本田のままで、香川は香川のままで、まるでまざっていない。ピッチの上にはどう頑張っても11人しか置けないのに、そのうち何人かのリズムがチグハグでは厳しい。

今のメンバーが南アフリカの代表より弱いとは思わない。ただあの代表は、ワールドカップ前に乳化することに成功した。そうしてモチベーションも、戦術も、意思も統一していた。だから代表と言う一つのマスになった。ザックジャパンはまだフライパンに火も入っていない感じがする。同じなのは着ているユニフォームだけ。

トップ下の3人がそれぞれの持ち場だけでしか動かず、マークを外しきれなかったのをなぜ修正できなかったか。

中に8人もDFがいるのに簡単なクロスばかり上げるのはなぜか。

ゴール前でのアイデアの少なさや、選手間のシンクロの無さは、この先修正できるかな?


特に4-2-3-1の3は、息があっていないと効果が薄い。セレサポなら知ってるよな。別にまだメンバーがどうこうとは言わない。ただもっとパス交換を激しくして、ポジションも流動的にしないと…。


ラストはパスタに戻ろうか。はい。
DSC_864101.jpg


これが今の気持ち。わかった人はコメントでも下さい。

0 件のコメント :

コメントを投稿