12/30/2013

勝ち取ったACL。勝ち取れない選手。 #cerezo #photo

昨日の天皇杯準決勝で、すでに天皇杯出場権を得ている広島、横浜FMが勝利したため、リーグ4位のセレッソがAFCチャンピオンズリーグ2014への出場権を得た。日程などは既に公式に上がっているのでそちらで確認してほしい。


この出場権獲得を「棚ぼた」と揶揄する人がいるけれども、最終節のアウェー浦和戦で勝利していなければその棚ぼた自体も無かったわけで、言いたい人はどうぞとしか言えない。今年戦った選手達やレヴィー・クルピらスタッフ、クラブ関係者、そしてサポーターの苦労が報われたことは素直にうれしい。


その一方で、選手補強は遅々として進んでいないようで心配だ。獲得に乗り出した選手は殆どが他クラブへの移籍や今のクラブへの残留が決まっている。そして前回話をしたミッチ・ニコルズに関しても、提示した移籍金が2000万円と低額だったために破談になったと伝えられている。


モニさん/2=曜一朗 残酷な計算。 #cerezo #photo」でも書いたけれども、セレッソは成績とは裏腹に緊縮財政の方向へと向かっている。すでに今年の年俸上位10人のうち5人までを放出し、枝村匠馬、横山知伸とも未だに契約更改をしていない。数字の上では総年俸の40%以上を削っている計算になる。

今年活躍した柿谷曜一朗や山口螢、南野拓実には大幅増をしているはずなので、額面通りにはなっていないだろうけれども、このままの戦力でACL、そしてリーグ戦を戦うのは非常に危険だ。


前回、2011年のACLでは主力のキム・ボギョンが全北現代の選手に鼻を折られるなど負傷者が続出、乾貴士、清武弘嗣、キム・ボギョン、倉田秋、マルチネス、茂庭照幸、上本大海らを揃えながら満足な戦いができなかった。

FWとして期待されたホドリゴ・ピンパォンや中盤での展開力を買われた中後雅喜がチームにフィットしていなかったこともマイナス要因ではある。けれども、選手層や選手獲得に対する意識が当時よりもさらに酷くなっている今回は、それどころでは済まないかも知れない。


貧乏なのはチームが立ち上がった20年前から知っている。けれど、使わなければいけないところにはキチンと投資しないといけない。チームが成績を残し、ファンも増えた、なら、次はクラブが力を出す番ではないのか?

このままでは西澤明訓の穴を埋められなかった2001年、ファビーニョ、久藤清一らの穴を埋められなかった2006年と同じか、それよりも悪い状況になる可能性がある。どちらもリーグ戦で下位に低迷し、降格した年だ。そんなことになれば、育成が手塩にかけて育てた選手も、事業部がなんとか勝ち取ったスポンサーも根こそぎ剥がされる。そんな思いは二度とゴメンだ。


セレッソというブランドを確固たるものにするならば、来年は勝負掛けの年になる。一部の他クラブのような、無闇矢鱈な補強をせよとは言わないが、それなりの姿勢を見せてほしい。

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