12/10/2013

シャドウイレブン。 #cerezo #jleague #j_toku #photo

今日はJリーグアウォーズか、まだこれ書いている時点では始まってないんだけど。


MVP、ベストイレブンの対象となる「2013Jリーグ優秀選手賞」の32名の中には、セレッソからキム・ジンヒョン、


 山下達也、


山口螢、


そして柿谷曜一朗が選ばれている。


ベストイレブン、全員選ばれてほしいけど、どうだろうな。どうだった?


今年上位に入った広島、横浜FM、川崎、セレッソ、鹿島、浦和はどこも特色のあるサッカーをしていたから、同じものさしでは測れない。だから、むずかしい。


広島とセレッソは佐藤寿人のためのチーム、柿谷曜一朗のためのチームになっているし、横浜FMは中村俊輔がいないとだし、そういうのだけをピックアップすれば簡単なのかもだけれど、彼等を「チームの核」として機能させたプレーヤー達にもスポットが当たってくれないと寂しい。

例えば、代表では結果を残せなかったけど、広島の青山敏弘なんかは広島ってチームに無くてはならない存在だし、セレッソの山口螢もそうだ。ミキッチもそうだ。(そういうこと言い出すと酒本憲幸や丸橋祐介も選んでくれという話になるが)


2005年のJリーグアウォーズでは、当時セレッソの吉田宗弘が選ばれた時に「誰だそれ?」って心ない言葉が出た。けれど、ずっと見ていればそれに値するプレーをしていたって理解ができる。こういう、比較的名前は出てこないけど、チームを支えている存在にスポットが当たるようになればいい。


最終節の浦和戦で感じたことなのだけど、浦和のサポーターの「沸くところ」がなかなかによくて、ああ、まだ大阪にはこの文化がないなと感じた。

もちろんゴール裏は叫び、飛び、跳ねているんだけど、バックやメインのサポーターはプレーの細かなところで「おおっ!」と沸いたり「あー…」と嘆いたりする。

例えばそれは、相手の組織をうまいパスワークで崩している途中であったり、カウンターに入ろうとしたのにパスが少しずれた時であったり、初見の人なら見過ごしそうな細かなプレーだ。そこで感情が揺り動かせるほど、サッカーが根付いているのだとうらやましく感じた。


セレッソも、他の多くのチームも、応援とか観戦に関しては、まだ土台すらしっかりしていない。有志は頑張っているけれど、それが末端まで伝わっていないイメージだ。

そうした「サッカーを観る、感じる」が当たり前になった時、こういう影の主役たちに脚光が当てられるのかもと感じている。

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