5/02/2014

8番の仕事。 #cerezo #photo #diary

柿谷曜一朗がリーグ戦10試合、未だゴール無しと騒いでいる人がいる。


アジアを相手に6戦4発という実績は、スポーツ新聞の売上のために無かったことになっているようだ。


今年はディエゴ・フォルランという存在がいるため、下り目の2トップ、トップ下、左サイドなどいろんな役割を任されていて、ゴールに直結する仕事だけをするわけにはいかなくなった。そんなことセレッソを普通に見ていればすぐに分かることだ。


その中でも、曜一朗は去年と変わらず、去年以上に「8番の仕事」をこなしている。


セレッソの8番は、まずピッチ上ではチームの勝利に貢献する動きをしなくてはいけない。それはゴールだけではなくて、組み立てや守備でもそうだ。もし初代8番、森島寛晃がゴールを奪うだけの選手であったなら、8という数字はこれほど偉大なものにはならなかったろう。曜一朗はそれを変わらずに実践している。


フォルランのリーグ戦初ゴールをアシストしたのも彼だ。チーム事情のために左サイドに回り、そこから速く正確なグラウンダーのクロスを上げた。


さらに言うと、曜一朗は今までの8番が成し得なかった、クラブの経営状態を激変させるほどのファン獲得に多大な貢献をしている。


モリシも、香川真司も、清武弘嗣も、自分の人気だけでスタンドを埋めることはできなかった(それはそれで当然なのだけど)曜一朗は、代理店のスターシステムに乗せられてはいるけれど、それに耐えうる存在としてその座にい続けている。そうしてクラブは雨の大宮戦でも2万人近くの観客を集めるまでになった。


ある意味では、柿谷曜一朗はクラブに最も貢献した背番号8かもしれないな。


だから俺はそれほどの心配をしていない、このままでもいいくらいだ。放っておいても数字はついてくるだろう、曜一朗が背番号8を背負い続けている限り。


2 件のコメント :

  1. そのとおり! 曜一朗は今のチーム事情から(徳島にいたときのような)役割を十二分こなしています。ACLでも得点しているし、彼なら大丈夫。きちんとゲームを見ていないマスゴミなんかに惑わされずにこのままがんばれ、曜一朗!西中島南方さんもほとんど毎日良質な、そしてセレッソ愛にあふれる記事と写真をUPしてくださってありがとうございます。

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  2. あーすっきりした。
    気分のいい記事ありがとう。
    長年のセレサポの記事は説得力がある。
    セレサポはみんな同じ気持ちです。

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