3/12/2008

サポートは無駄なのか。

 よくしたり顔で

「サポーターなんて所詮自己満足したいだけのマスターベーション野郎だ」

 と言って頂けることがある。その時絡むと必ずあまりいい状態にならないので

「あー、ソッスねー」

 くらいで話を切るようにしている。でも、曲がらないものは曲がらない。そうしてここまで来たんだから。

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 本当のサポートは決してマスターベーションではないと、私は思っている。さいたまでのアウェーゲームを平常心で戦える人間がどれだけいるか。甲子園に来た阪神以外の球団の選手達は伸び伸びとプレーができているか。はたまたマラソンで沿道にいる人々の声援と小旗がどれだけランナーの励みになっているか。日常生活でも他人の何気ない一言でどれ程救われたり、落ち込んだりするか。サポートとはそういうものの延長線上にある行為だ。だから選手に通じていると信じているし、そういうものでなければいけないと思う。


 今回のホーム開幕戦。多分J2としては不相応なくらいいろいろと仕掛けが用意されている。ゴール裏などではサポーター有志がボードを配るなどするそうだ。チームが私達にかけた期待と果たすべき義務はそれ程に大きくなっているのだと考えている。


 個人的な感情を持ち込んで悪いけれど、今度の開幕戦はマスターベーションではない本物のサポートがしたい。普通の人も巻き込んでしまうような、スタジアムの空気を変えるような、試合の結果さえ変えてしまえるような、それ程のサポートがしたい。それを見せつけてやろうじゃないか。

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