10/29/2013

大阪の街の誇り。 #cerezo #photo #diary

鳥栖戦で落胆する12時間くらい前、俺は娘と長居公園にいた。


紅葉は、まだ先だな。

試合日を間違えたとかではなくて、この日長居公園の野球場でやっていたOSAKA GARDENというイベントに参加したかったから。


長居バルとかに出店しているところや、近くの名店が露店を出していて、結構リーズナブルな値段でちょい飲みや食事ができる。娘は昭和町ボストンのハンバーガー、俺はトリッパの煮込みとハイボールを。



12時間煮込んだトリッパと濃い目のハイボールはやたらとうまかった。

セレッソのキックターゲットも出ていた。露店と逆側だったから人出はそれほどだったけど、目ざとく見つけた男の子は、皆やりたいといって集まってた。


酔っぱらいが適当に2回蹴る、30点とれるとタオルがもらえるらしい。最初に20点とって、力んだ2回目は30点のハシに当たって失敗した。残念賞はゴリの2010年のガチャガチャだった。本当に残念。

こういうのが「日常」に組み込まれている。それが、Jリーグとか、日本のサッカーのすごいところだ。

殺伐としたいがみ合い、モノが壊されたり、誹謗中傷が飛び交ったり、飲兵衛のビアダルみたいな腹した血の気の多いオッサンしか来ないスタジアムだったり、それが本場だというのなら、日本のサッカーは本場になんてならなくていい。

ちょっと洒落の効いた言い合いがあって、それでもスタジアムには家族がなんの抵抗もなく来られて、モノも壊されず、快適なスタジアム。これのどこにファン、一見さんの足を遠のかせる要素があるだろう。無いなら、このままでいいじゃないか。



タイトルもほしい、可能性があるうちはあきらめん。でも、それ以上に大事なのは、その道程を共に歩める仲間が、一人でも多くスタジアムに詰めかけられるその雰囲気を、先達が作っていくことだ。そうしなければ、チームは死ぬのだから。それはタイトルとか残留とか昇格とか、それ以上に大事なことなんだ。


一つ一つのプレーを、たくさんの仲間と。

今年はもうあと少ししか時間がないけれど、ならばなおさら、その想いを強くしたいのだ。

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