10/31/2013

Jリーグ、もう少し考えてくれてると思ってた。 #cerezo #photo #j_toku #photo

お粗末!!Jリーグ2ステージ制、欠陥発覚で“白紙”に…

これを見て、久しぶりに「びっくりした。」


だって、自分の娘の冬期講習だって、ウンウンと唸りながら、あれでもないこれでもないと考えて、これでよし!と決めても手続き用紙を前にしてまだ迷うのだ。

自分の育てた、ハタチそこそこの「存在」を、そんなに行き当たりばったりで育てていたなんて、わからなかった。


だからって、今さら手のひら返してああだこうだとは言わないけれど。

野球の、日本シリーズやらクライマックスシリーズやらで盛り上がる様(特に広島カープのそれ)を見ていたら、それは終盤の盛り上がりがあれば、そう思わなくもない。

ただ報道を見ていると、それを望んでいるのは一部の、10億円だかをちらつかせている広告代理店様だけのようで、それは悲しいなと。Jリーグ側は、結局そのお金が得られるのであれば、1シーズンでも2シーズンでも、どういう枠組みでも構わないのだ。


最初は、必ず期待値を超えることはできない。計算違い、目論見ハズレは出るものだ。セレッソも小さなキンチョウスタジアムなら維持管理費、運営費はコンパクトになると踏んでいたけど、複雑な動線やら、細かな段差の対応やらでなかなかコストの圧縮をできないでいた。

だから、少しずつよいようにと考えて、試行錯誤して、色んな話をしながら前に進むこと、アクションし続けることがとても大事だ。


けれど今、リーグ改革をしようとしている人達と、批判している人達の視線がズレてしまっている。多分やりたい着地点がまるで違うからだ。だから強引に進めたって、次のアクションは起こせない。それではいけない。

リーグ側はまず10億円を得ることがありきで話をしている。経営が逼迫している、当座のお金がなければクラブもリーグも生きていくことなんかできない、だからまず、この10億円を得るためのシステムを作って、そこを乗り切ろうという考えが見え隠れする。


それに反対している人達は、後の世代にも自慢をして引き継げる枠組みを欲しているのだ。5年後、10年後、100年後にあっても機能し続けられる、クラブもリーグも生きていける枠組み。目先のお金なんか気にかけていない。それでは、お互いの考えが繋がることなんてあり得ない。

分かり合えない同士が運営側、応援する側にいて、リーグが良いように進めるか。それは、誰が見たって難しいだろう。


Jリーグがやらなければいけないのは、何より視点を今批判している側と合わせること、何より、それだ。同じ価値観を一部でも共有して、そこから話をすることだ。

もしそれが叶ったなら、10億円も、10年後のリーグも、両方を得られるだろう。意地をはらず、膝を折って、同じ目線で話をすること、ただそれだけで、見えるものは変わってくる。

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