一部報道でレヴィー・クルピ監督、梶野GMの今季限りでの勇退が報じられている。真偽の程はわからないけれど、どうにも決定しているような雲行きだ。
いろいろな話を聞くと、今季のブラジル人選手3人、シンプリシオ、エジノ、ブランコとも契約を解除、マテル、ホドウホコーチともそうなるようだ。またその理由に関しては「アイデンティティの変更。」という報道がなされている。
ただ、どれも未確定の情報だから、それについてああだこうだと揚げ足をとっても仕方がない。俺から書けることは3つだけだ。
一つは、この名伯楽とGMに対して、キチンと礼節を守っているのか、という心配だ。
レヴィーはスタッフを身内で固めるし、住まいもホテルと、何かとお金のかかる監督ではある。だけれども、ただ羽振りがよい相手がいるから、という理由だけで遠く地球の裏側まで、妻子を残して老体を持ってきたわけではないだろう。何かしらの愛着がなければ、3度も同じクラブの指揮をとったりしないだろう。3度目に至っては一度勇退させておいて、降格危機を招いてから呼び戻し、それに応えたのだ。
そんなレヴィーに対して、セレッソは誠意ある行動をとっているのだろうか?それが心配だということ。3度目のレヴィー招聘が梶野GMの退任理由なのだとしたら、それは泥沼だ。
二つ目は、だがしかし「その日」はいつか来るのだし、退任が決まったからと悲観したり、騒ぎ立てたりはしないでおこう、ということ。
極端な話をすれば、人間はいつか死ぬ。レヴィーだって多分死んでしまうだろう、いつかは。どんなに引っ張ってもその瞬間までしかセレッソとレヴィーの関係は続けられない。セレッソというチームだって、経営が立ち行かなくなる可能性はゼロではない、ゼロであれば幸せだけれど、残念ながらそうではない。
ならば、いつかは別れの時はくるわけで、それが今年なのか、もっと先なのかそれだけの話しだ。そうして、そこから先もセレッソとレヴィーの、それぞれの道が続いていくのだ。
そうして最後は、何がどうあれ、まずセレッソを応援すること、勝たせることを第一に考えようということだ。
俺達は2011年、レヴィーの勇退に花を添えることができなかった。天皇杯というタイトルに向けて精一杯の応援をしたけれども、届かなかった。あの日、俺はしこたま飲んでベソをかいた。そんな思いは二度としたくないのだ。
幸いに、今年はリーグ戦、天皇杯ともにまだ優勝の目が残っている。それを手土産に、ブラジルに帰ってほしいのだ。そうして、セレッソのセレッソらしいサッカーを完成させたいのだ。
そのために勝とう、勝たせよう。それがサポーターの意味のはずだ。責任がどうのと揉めるのは、レヴィーが機上の人になってからでも遅くはないだろう。
まずはレヴィーが、こういう笑顔を全てのスタジアムで見せられるように。
あんたの意見聞けてよかった。
返信削除トモニタタカオウ 。
ありがとう、共にやって行こう。頼む。
削除代表でのヨウとシンジの関係をどう思う?
返信削除セレッソでもあまり同じピッチに立たなかったし、相性よくないのかな?