10/22/2006

広島戦前予想。

 どんなシチュエーションであれ、試合には勝利しなくてはいけないことに変わりはない。とはいえ、今日京都が引き分け、福岡が勝利した事により、明日の広島戦がより重要な一戦になった事は間違いないだろう。勝てば御の字の試合から、勝たなくてはいけない試合に、プレッシャーはどれ程のものか。


 スタメンは入れ替わるのだろうか?塚田監督の思考を完全に読み取れはしないけれど、今のベースで大崩れしていないという実績を見る限り、そう大幅なてこ入れは無いと読んだ。

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 左サイドのピンゴ、ゼ・カルロスがある程度目処が立ち、3バックも江添を中心に安定感が出てきたのとは対照的に、前線と右サイドは相変わらずムラが激しい。古橋は今のチーム状態と適正から考えれば切り札としてとっておいてもいいように感じる。後半足が止まってきたときにパワフルな選手が入ってくるのは相手にとってかなり嫌だと思うのだけれど。

 もう一人心配なのは西澤。ケガをおしての出場でコンディションも悪く、絶不調の状態。あまり動けない上にハードマークがつくものだからそのケガも良化しない悪循環。「西澤抜き」という冒険は、確かにリスクも高いけれど、このまま放置していても泥沼だし、難しい。高さを捨てて運動量勝負というなら森島寛、古橋、大久保のうち二人を前において、名波、ピンゴあたりとからませても面白いけれど、今のチームが置かれている立場を考えると、「面白い」程度で採用する余裕など無いだろうし、だましだましということになるか。


 対する広島も佐藤寿人が出ない。決して磐石というわけではない様子だが、もう一つの矢、ヴェズレイは相変わらず元気なようだ。ビッグアーチでもパワフルなプレーで後半何度も肝を潰してくれた猛犬、彼をしっかりと止める事が勝利の絶対条件だろう。

 それから前田、ウチのゴツゴツとした前田ではなく、広島の小柄で素早い方の前田の存在も、スピードで切り込まれると苦しい守備陣にとっては脅威。

 相手の主力に仕事をさせない一番の近道は、ボールをそこまで繋がせない事なのだけれど、今の中盤にそれ程の力があるかどうかと言われると、正直苦しい。山崎、江添、前田(ゴツゴツした方)はハードワークになるだろう。大量失点も無いかわりに、無失点も無い3バック、そろそろ完封劇を観たいところではある。


 まあグダグダ言っても始まらない。チームもサポもベストを尽くして、勝ち点3をとろう。

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