10/24/2006

サポートするからサポーター。

 以前から口酸っぱく言っている事だけれど、やっぱりサポーターを名乗る限りはきっちりチームをサポートしなきゃいけないし、声出し隊を名乗るからには声を出して鼓舞をしたい。

 でも今年に入ってから、なんと言うか、グダグダ感が出てきて、あんまりサポートが出来ていなかった。マンネリ化していたとか、馴れ合いになってきたとか、そういう部分が確かにあって、皆が気が付いた時にはかなりヤバイ状態になっていました。

 それで昨日はこれはイカンだろうと、そういう部分をきっちり修正して、出来るだけの事をしようと、皆で意思統一をして、試合に臨みました。具体的に言うと、バックの方がゴール裏よりピッチに近いのだから、選手を見分けて個人個人のコールをもっと増やすというのが一つ、それに沈黙する時間帯は作らない、選手のプレーには野次よりも前向きな声援で応える、そういうところに気をつけていました。

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 声出し隊ってのはサポグループの中では特異な部類に入る組織で、別に誰がリーダーだとか、誰がコールを始めるのかとか、そういうのが決まってない。まあ大体はパターンが出来ているのだけれど、あえてはっきりヒエラルキーを作っていない。だからいい時はノリノリになるけれど、悪い流れに入るとコールが途絶えがちになってしまうのが弱点でした。

 けれど、こと昨日に限って言えば、いい応援が出来ていたと自負しています。とにかく黙らないという意識を皆が持っていたから、常に誰かがコールを始めて、それを続けられた。体力的にかなりキツイ状態でしたけれど、選手だってキツイんだから、それを共有しないと。

 まあ、いい応援が出来た理由は自分達だけではなくて、第二だったから、というのも多分にあるのですけれどね。狭い分、逆に熱い人の密度も上がっていましたから、一度上手く「着火」出来れば、かなりいい感じに燃えるんですよ。これはガラガラの長居SBでは無かった現象でした。より角度をつけて観たいということなのかも知れませんが、SB最後列は皆立っていましたし、その人達が個々に声を出していたんで、前にいる人もつられて手拍子や声援をする、いい循環でした。


 ゴール裏の熱意も、勿論有り難かったですし、ゴール裏とSBの間で大旗を振っている人が盛んに呼びかけてくれたのもありますし、昨日はとにかくスタンドの一体感を強く感じました。ここまで追い詰められなければ自浄出来なかったのは反省材料ですけれど、自分達でおかしいところを見つけられて、それを改善できたというのは、本当にいい財産になりました。ここで気を緩めず、次節以降もしっかりとした応援をするというのが、次の課題ですね。

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