2/19/2010

血だらけのヒーロー。

Sponichi Annex

国母も青野もメダルには遠かった…

 バンクーバー冬季五輪第6日(17日)、スノーボードの男子ハーフパイプ(HP)を行い、2007年世界選手権2位の国母和宏(東海大)は決勝に進んだが転倒するミスが響き、35・7点での8位入賞にとどまった。演技後には「いろいろあったけど…」。本来の実力は示せず、2度目の五輪挑戦が終了。転倒で切れた唇の上の傷が痛々しかった。また、昨年の世界選手権優勝の青野令(松山大)は32・9点で9位。ともに02年ソルトレークシティー五輪の中井孝治がマークした日本勢過去最高の5位を上回れなかった。


みんなに嫌われる人間の気持ちは痛いほどわかるよ。それはもう骨身にしみてね(笑 映像観てないからなんとも言えないけれど、大技に挑戦すると決めた心意気は素晴らしいと思う。

一度嫌われた人間は、少なくとも日本の一部の人間たちには、二度と受け入れてもらえない。あとは嫌われ続けるだけ、笑われ続けるだけ。嫌われるのが悪いんだけれど、そこからのリカバリー方法が殆ど無いってのが寂しいところで、それが辛い。

オレみたいなのでもへこむ時があるっていうのに、国母って奴は日本中、世界中から「どうよ?」って目線で見られてた。その状況を打破するためには、特別な何かが必要だった。それが大技だったんじゃないかな。リスクがムチャクチャあったとしても、メダルのため、今の壁をぶち破るために国母はそれを選んだ。それは、本当にすごい勇気がないとできないことなんだ。

いつも好かれてないから、嫌われるから、嫌な気持ちになる時があるんだけれど、コイツのやったことの凄さが理解できて、今日はよかったと思う。胸張って、腰パンで決めて、悪態ついて帰ってこいよ。オレはコイツのこと、ヒーローだと思うよ。

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画像はウチのカントナさんです。


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