一度負けると何にでも文句を言う人がいる。サイドバックが去年より攻撃参加していないとか、守備がボールを繋がないとかはまだいい方で、しまいになると応援が変わったからとか、球団の運営にケチをつけたり。強化ならまだわからんでもないけれど、運営はどうなんだろうね。
茂庭が結構楽観的に話をしているのは、多分去年の開幕当初のコトを考えればまだマシだな、修正箇所は少ないな、という意味なんだけど、それは守備陣が茂庭や大海といったディスカッションできる人間ばかりだったのが大きいと思うんだ。
最初、茂庭が「これはいけない」と感じだして、大海と話をして、アマラウの位置取りを指示するようになって、そこから徐々に基礎ができ始めた。守備がまとまれば香川、乾、家長、アドリアーノ、前で勝負できるタレントがいたから、チームとしてのバランスがとれだした。ケガ人が出ても運良くワールドカップの中断があったりして、ツキもあった。そうして夏場からの進撃につながった。
でもさ、今の攻撃陣、3シャドーで意識的に皆を引っ張って行ける選手っているかな?それが心配なんだ。
確かに選手としては素晴らしい能力を持っている。ただ個性として「皆をまとめる」とか、そういう人があの中にいるかと聞かれるとクビをひねってしまう。まあ、去年だってそういう人はいなかったんだけど、なぜだかうまくいけてたんだよね。だから何も言わなくてよかった。
今は、何かアクションを起こさないといけない時期。たくさん話をして、意思をつなげて、ボールを、ゴールまで導く、それが必要なんだ。
ちょっとメシ食いに行くとか、そんなでもいい。心ひとつに。
0 件のコメント :
コメントを投稿