前半15分 遠藤 保仁(日本代表)
前半19分 岡崎 慎司(日本代表)
後半37分 三浦 知良(Jリーグ TEAM AS ONE)
試合ではなくて、鎮魂の儀式とか、そういうものに近かった。サッカー選手と、サポーターと、それらを取り巻く環境が、今日本で起こっている様々な災難を鎮めるために、気持ちを一つにして戦った90分。ピッチの上に敵など一人もいなかった。不思議な時間だった。
陣取ったのはカテ3南スタンド。J1、J2、JFL問わず、サッカーが好きで、心を痛めていて、何かできないかと思った連中がコアになって動いてた。コールの連携なんかありはしないけど、心は一つ。
リャン・ヨンギ、小笠原。プレーのキレは今ひとつだったけれど、彼らは想いを胸に精一杯戦ってくれた。ありがとう。
小笠原対本田圭佑。
小野、リャン、小笠原、本田圭佑、遠藤、FKの名手がズラリ居並ぶ。プレーが止まるたび、スタンドがフラッシュで光り輝いていた。
先制も遠藤のそれは見事なFK。この後喪章を天に掲げる。この後前からのチェックでミスを誘って岡崎が加点、2-0に。
セレッソからは代表に乾、J選抜に茂庭。茂庭は危ないシーンをギリギリでカットする強さをみせてくれた。オレタチの誇り。
KAZUダンス!!TVでは映ってなかったらしいけど、この後カズが泣いてた。このゴールの重みを誰よりも知っている男だから、自然とそうなったんじゃないかな。
ズブの素人が今出来ることは本当に少ない。サポーターとしての自分ができることも、今日あったこの試合がどれほどすばらしいものであったか、意義のあるものだったかを伝えるくらいで精一杯。この気持ちが少しでも被災地で苦しまれている人たちに届いていれば、ありがたい。サッカーが少しでも復興の助力となるよう。これからも活動を継続していきたい。今日で終わりではなくて、今日が始まりなんだから。
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