6/29/2014

セレッソ分が不足してきた。 #cerezo #photo #diary


もう本当に、いよいよセレッソという人生における大事なエッセンスが不足してきてイライラしている。ワールドカップ、はやく終わってくれ。

さて、世界がしのぎを削っているその間に、チームは韓国城南FCからキム・ソンジュン、タイプリーラムユナイテッドから平野甲斐を獲得した。平野に関してはACLで対戦したことがあるからご存知の人も多いはず。


ACL、セレッソのホームでの試合で見る限りは複数ポジションもこなせるし馬力もある。自由を与えればセレッソに欠けている「ボールを運ぶ」役割を担ってくれそうで、それは嬉しいな。

ただ、ボランチ、アタッカーと補強をしてきたこと、ミッチ・ニコルス、ゴイコ・カチャルが外れて外国人枠を空けたことはなにか意味があるのかと深く勘ぐってしまう。



柿谷曜一朗はスイスのバーゼルやイタリアのフィオレンティーナが、山口蛍も複数の海外クラブが獲得に興味を示しているらしい。柿谷に至っては「移籍秒読み」なんて報道もある。二人の穴を埋めるために外国人枠を余らせているんだろうか・・・。

やっと新体制になって、チームもリスタートを始めようというその時に、主役であるべき二人がいないなんてどうかしそうだ。けれど、セレッソが今のビジネスライクなチーム運営を続けているなら、割りとサックリと行ってしまいそうで、嫌な感覚ばかりがある。


それから、セレッソ自体が今のサッカーのトレンドになりつつある「高い位置から相手に圧力をかけて、組織だって奪う」サッカーを咀嚼できるのかも気になる。ポポヴィッチ体制の末期には真逆の、引いて守って長いカウンターに懸けるやり方をしてきたけれど、今度は(もしトレンドを取り入れるのなら)真逆のことをしないといけない。

昔は相手の2列目あたりからプレスをかけはじめた。最近まではボランチにプレスをかけるチームが「前線からガツガツ行く」と言われてた。しかし今は最終列のセンターバックにまで(一人二人がボールを外に押し出すためになあなあで追い立てるのではなく)ハッキリとボールを奪うために、三人四人と人数をかけ始めている。センターバックの足元が一番不安があるという場合が多いから、当然といえば当然の流れなのだけど。


セレッソにはディエゴ・フォルランという「神聖にして侵すべからず」な存在がいる。彼が加わったことでフィニッシュの精度は上がったけれど、運動量であるとか、守備のプレッシング能力は下がってしまった。それをもう一度組織立てて「前から行く、複数人で奪う」システムにできるのなら、降格圏と勝ち点1差という現実からはやく逃れられるのに。

あと半月くらいか、長いなあ・・・。

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