6/24/2014

「日本らしさ」とは、すなわちショートカウンター中心の守備重視サッカーである。 #daihyo #cerezo #photo #JPN

水曜早朝には決戦の幕が上がる。日本代表が「代表らしい試合」をするのかどうかが、俺の一番気にしているところだ。


では、そもそも「代表らしさ」とはなんなんだろう?

FIFAワールドカップでの全試合結果

FIFAワールドカップ
開催年ラウンド開催日開催場所対戦国スコア結果得点者
1998GL6月14日トゥールーズ
スタディウム・ミュニシパル
アルゼンチンの旗 アルゼンチン0-1
GL6月20日ナント
スタッド・ドゥ・ラ・ボージョワール
クロアチアの旗 クロアチア0-1
GL6月26日リヨン
スタッド・ジェルラン
ジャマイカの旗 ジャマイカ1-2中山雅史
2002GL6月4日さいたま市
埼玉スタジアム2002
ベルギーの旗 ベルギー2-2鈴木隆行
稲本潤一
GL6月9日横浜市
横浜国際総合競技場
ロシアの旗 ロシア1-0稲本潤一
GL6月14日大阪市
長居スタジアム
チュニジアの旗 チュニジア2-0森島寛晃
中田英寿
R166月18日宮城郡利府町
宮城スタジアム
トルコの旗 トルコ0-1
2006GL6月12日カイザースラウテルン
フリッツ・ヴァルター・シュタディオン
オーストラリアの旗 オーストラリア1-3中村俊輔
GL6月18日ニュルンベルク
フランケン・シュタディオン
クロアチアの旗 クロアチア0-0
GL6月22日ドルトムント
ヴェストファーレン・シュタディオン
ブラジルの旗 ブラジル1-4玉田圭司
2010GL6月14日ブルームフォンテーン
フリーステイト・スタジアム
カメルーンの旗 カメルーン1-0本田圭佑
GL6月19日ダーバン
モーゼス・マヒダ・スタジアム
オランダの旗 オランダ0-1
GL6月24日ルステンブルク
ロイヤル・バフォケン・スタジアム
デンマークの旗 デンマーク3-1本田圭佑
遠藤保仁
岡崎慎司
R166月29日プレトリア
ロフタス・ヴァースフェルド・スタジアム
パラグアイの旗 パラグアイ0-0
(PK 3-5)
2014GL6月15日レシフェ
アレナ・ペルナンブーコ
 コートジボワール1-2本田圭佑
GL6月20日ナタール
アレーナ・ダス・ドゥーナス
 ギリシャ0-0
GL6月25日クイアバ
アレーナ・パンタナール
 コロンビア-
Wikipediaから戦績を引っ張ってきた。1998年の初出場は散々だったけれど、その後は躍進と停滞を繰り返している。

で、2002年と2010年のワールドカップでは躍進しているわけだけど、やはりその時は守備がいい。2002年では初戦のベルギー戦に2失点しているが、これはフラット3の上げそこないが2回あっただけ。それ以外は守備のラインを深くとるスタイルに切り替え、流れから崩されるシーンは影を潜める。次の失点はトルコ戦のセットプレーまで無い。


また記憶に新しい2010年大会でもスナイデルの個人技とトマソンのPK以外の失点はない。


日本が強い時が「日本らしい」というのであれば、守備は堅く、縦にはやく、今の日本と真逆のプレースタイルこそが「らしさ」なのだ。特に今回の大会はポゼッションサッカーを標榜するスペインが敗れるなど、ボール保持率が高い戦い方をしているチームの成績はあまり芳しくない。

三戦目、本当に日本らしいサッカーをするのであれば、ボランチは山口蛍と青山敏弘という強さと縦への意識の強いプレーヤーが入るべきだし、やはり柿谷曜一朗の裏への一撃を活かすスタイルが必要になる。


自分の嗜好するスタイルこそ「日本らしさ」と考えている選手はいらないんじゃないか、などと言ってみる。あえてね。

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