代表しか試合を見ていない人を、俺は「残念だ」と思う。山口蛍と青山敏弘がコスタリカ戦で見せた鋭利な縦パス、運動量、ゲームコントロール能力は、セレッソで、サンフレッチェで、彼らが日々当然のように続けてきたプレーなのだから。今の今になって知るなんて、なんてもったいないんだろう。
青山はどの日本人よりも一拍早く、ひときわ広く、パスを繰り出せる。それは柿谷曜一朗が手本としている佐藤寿人の素早い動き出しに特化するため鍛えられた技だ。
青山が桜色のユニフォームを着るか、曜一朗が紫色のユニフォームを着ない限りはホットラインなど作られないと嘆いてきたが、サムライブルーのユニフォームで、しかも世界一を極める舞台でそれが見られるかもしれないとなると、Jリーグ好きでも血がうずいてくる。
コスタリカ戦が、どうか壮大な福音に続く前奏曲でありますように。山口蛍、青山、曜一朗が本Jの実力を知らしめてくれたら、それほどの幸せはないよ。
0 件のコメント :
コメントを投稿