5/04/2015

器量の小さいナニワの男、器量の大きいハカタの女。 #cerezo #avispa #photo #diary

ゴールデンウィークといってもすることに変わりはなくて、ひたすらサッカー漬けの毎日。福岡、小倉、熊本、今月はアウェイがどれも九州なのだけれど、その中で一番賑やかそうな福岡を選んだ。


レベルファイブスタジアムは福岡空港から歩いても30分、タクシーに乗れば5分とかからない(直行タクシーでなくても3人で乗り合えば十分もとが取れる)

メインもバックも屋根付きで、設備も充実している。導線もシンプルであちこち移動しやすい。ノエスタのほうが豪華だけれども、こちらの方がスタジアムとしての総合力は上かもしれない。あちこちに妖怪ウォッチのキャラクターがあるから、子供にも楽しいスタジアムだ。

なにより、スタジアムグルメが秀逸だった。ふくやの明太子を使ったコロッケ、ケバブ、シュラスコにステーキ、どれもお手頃価格でおいしい。



それに、博多っ子の明るさが気持ちを穏やかにさせてくれた。酒を飲んでは笑い、スタグルを食べては上機嫌、なんだかいつも小難しくしている自分がバカみたいに見えてくる。人はもっと笑ってもいいんだな。

人の笑顔は最高の化粧品だ。男は美男子、女は美人、それも器量よしばかり。メインスタンド下の黒糖焼酎の試飲コーナーにもこんな美人がいたよ。


試合は……ちょっと忘れよう、あまりにあんまりだった。試合後にはフォロワーさんと合流してしばし談笑。まだ若いのに、十分博多美人だ。


この子はずっとアビスパを応援しているという。小さい体でサポーターが陣取るバックのホーム寄りで飛び跳ねるのだとか。Jリーグは高齢化しているそうだけれど、多分、まだまだ大丈夫さ。

彼女を見ていると、博多は女性が素晴らしいという言葉を信じたくもなる。俺の田舎の長崎に行っても感じるけれど、器量が大きくて、小さなことくらい笑い飛ばしてしまう。それくらいでいいんだ、きっと。バックスタンドでたまたま会ったからって悪態ついてくるどこぞのおばさんに見せてやりたいよ。


さて、やけ食いに博多駅に戻り、水炊きの華美鳥さんに。大阪にもお店があるけれど、やっぱり福岡で食べるのに意味がある。

おきゅうとに明太、お通しからおいしい、ハイボールがすすむ。水炊きのスープも濃厚。骨付きもも肉、つくね、正肉にレバー、砂ずり、どれもいい。スープに出た旨味もキャベツがしっかり受け止めてる。

福岡のシメはちゃんぽん麺。食べる俺の田舎も長崎、運んできた店員さん(これまた堀の深いダンディだった)の田舎も長崎で、話もはずむ。楽しい。


12000人という観客数は福岡にしては多いのだそうだ。しかし地下鉄で二駅も揺られると、そんな空気は霧散してどんたく一色。どんたくにはかなわなくても、ホームの試合ではもっともっと街が盛り上がってほしいね。


さて、よその心配よりこっちの心配だ。明日は舞洲に行ってくる。写真はNGだから乗せられないけれど、空気感が伝われば嬉しい。

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