5/16/2015

サッカーを撮るなら、覚悟をなさい。 #photo #diary

土曜日の場所取りは憂鬱だ。コマも話してくれんしね。


ヒマなんで、これからカメラを持ってサッカー撮りたいと思ってる人に向けて、いろいろアドバイスとかできたらなと思う。


サッカーの撮影は、他の撮影でもそうだと思うけれど、場所取りで8割がた出来が決まる。前の方、選手に近い方がグッと臨場感が出る。レンズよりカメラより、先ずは場所だ。フォワードやディフェンスラインを撮りたいならゴール裏近く、中盤ならバックかメインの真ん中、前の方に陣取ら無いとうまいのは撮れない。

レンズは、入門機ならNikon、Canon、もしくはタムロンの70-300でおよそ事足りると思う。サッカー専用ならピッチの殆どはこのレンズで射程内だ。大切なのは場所だからな。


それから、これが大事なのだけど、サッカーを撮る人間は、およそゴール裏とか、サッカーの刹那を楽しむ人とは違う道を歩まないといけない。みんなが楽しく酒盛りをしている最中、家にこもって写真のリサイズやトリミング、補正を行わなければいけない。

だから、カメラでサッカーを撮るというなら、いくらかの友人とは離れ離れだと覚悟した方がいい。それくらい生き方が違うんだから。

俺は、まあ個人として憎まれる生き方しかしてないから「パパラッチ」だの「盗撮魔」とか「ハ◯撮り男」とか、いろんなことを言われたよ。けれど、撮るのは止めない。それは、自分が自分で無くなる瞬間まで無いよ。


それでも「撮りたい!」という人には、できる限りのフォローはしたい。絞りの使い方、ISOのコントロール、画角、彩度、光との付き合い方、およそ、俺が知る全てを。

ああ、長崎戦、一生に一度撮れるかどうかの写真が撮りたい。仲間とも、パートナーとも散り散りになってもここにいるんだ。頼むよ。


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