10/12/2015

アウトゥオリはいた。 #cerezo #photo #diary

祝日の舞洲にはバカみたいに人がいた、本当のバカは俺だけだったけどね。大概の人はお気に入りの選手を観に来たんだろうけれど、プレスパスを持った連中と一部のコアサポは違ってた。間違いなく、パウロ・アウトゥオリを探していた。


昨日スポニチが監督辞任と飛ばして、他の新聞も「ファン・ソンホンが次期監督か?」なんて追随した。だから、気になって仕方がなかった。興味半分な人も、チームの和が乱れるのではと考えていた人も、彼がやって来るのを待ってた。

10時開始の練習が、その10時を過ぎても始まらない。普段舞洲に来られない人のために補足すると、練習開始の30分前にはホペイロさんが来て、ボールの空気圧や使う器具のチェックをする。その後に選手がバラバラに来て、早い人なら20分前くらいからボール遊びをして暖機運転に入る。それが全く無い時点で、いつもと違うなという空気感が出ていたよ。



でも、10時30分くらいにようやっと出てきた選手たちは、どこか穏やかで明るかった。安心したというか、そんな感じだ。


そうして、アウトゥオリもやって来た。去就が聞きたくてウズウズしているプレスたちを数十人引き連れていたけれど、あえて見ないようにしていたな。


練習自体は試合後お決まりのリカバリー。軽くジョグして、筋肉をほぐして、おしまい。1時間の練習は、あっという間に、あっけなく終わった。アウトゥオリの去就騒動も、全て終わり。


後からニュースで、ミーティングをして、アウトゥオリが指揮をとり続ける旨を選手たちに伝えていたことを知った。選手たちはそれを耳目にして穏やかな表情をしていた、つまり「アウトゥオリば必要」と考えていたんだろう。エジミウソン、パブロ、マグノクルスがとりわけ明るかった。


少なくとも今期の結果が確定するまでは、アウトゥオリに指揮をとってもらうべきなんだろうな。選手の掌握術や試合での起用法に疑問を感じることも多いけれど、今日の様子を見て腹をくくったよ。セレッソは運命をこの翁に託す、それが最善なんだ。

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