4/17/2011

男の意地、桜の意地。

ようやくACLも折り返し、今週20日にはアウェー韓国に乗り込んでの全北現代戦が待っている。ここで勝てば、少なくとも引き分けまで持ち込めればグループリーグ突破に大きく前進する。現地レポはおーばーざれいんぼうのやすさんが、必ず!絶対に!余すところなく!伝えてくれると、そう信じて疑わないので21日か22日あたりの更新を楽しみに待たれるとよい。更新してなかったら、まあ、うん、ごめんなさい。


この試合の個人的イチオシは二人(それじゃイチオシじゃないか)我らが김진현と九州男児、清武。

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ジンヒョンは今日の練習試合でポカやったらしいけれど、デカイ舞台の時ほど燃えてくれる、強いメンタルの持ち主だ。ダービーでもACLでもPKを止めてくれたし、ホームの全北現代戦でもビックセーブを連発してる。母国がアウェーになるってのがどんな心境なのか、自分にはわからないけれど、なにかやってくれそうな予感がしている。

アウェー全北戦、攻め込まれるシーンが多くなるだろう、肝を冷やすことも一度や二度ではないはずだ。その中で勝つためには、彼の心の強さ、気迫が不可欠だと信じる。


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清武自身にすれば、ここまでの働きには大いに不満があるだろう。スタメンから外れることもあったし、決定的な仕事も、まだできていない。

それでも、ピッチに立った時の存在感は違う。ボールの流れ方がスムーズになって、攻撃に躍動感が生まれる。他人を生かし、自分も生きる彼の力は、倉田とともに今のセレッソに無くてはならないものだ。

よく3シャドーとか0トップとか言うけれど、ピンパォンや乾と、清武や倉田、そしてボギョンの持ち味はそれぞれ少しずつ違う。彼のように選手同士の、ボールを動かす潤滑油のようなプレーがなければ、攻撃陣はそれぞれ孤立し、繋がらない。


この二人が活躍すれば、活路が開ける。桜のシーズンはもうそろそろおしまいだけれど、こっちの桜はまだ散ってほしくないな。

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