いつもより春が遠くて、毎朝寒いし、これは花見なんかしばらく先だなと思ったんだけれど、週末から最高気温がいい感じに上がってきた。通勤の時に通る長堀通りの公園でも春の花々がいい感じに咲いていて、いよいよ我慢しきれなくて、カメラを持ってお出かけをしてみた。
長居公園や万博公園、大阪城公園や遠くの山々、みんなが行くような名所もいい、でもオレはこじんまりした、街中の公園に、そっとたたずんでいる桜の木を愛おしく感じる。
新入学生や新社会人、いつもの生活にちょっと疲れ気味の人たち、老若男女を問わず、いろんな人がこの公園の前を通って日常を過ごしている。公園に咲く桜は、そんな人達の緊張や披露を少しだけすくいとって、代わりに期待や可能性や癒しのようなものを詰め込んでくれる。人と花との関係ってのはそういうもんだと思ってる。だから、街の桜は尊い。
大阪で7分咲きというところだから、もう来週には関東や、東北でも桜が見られるようになるだろう。今年の桜はいつにも増してキレイで、切なくて、胸を打つ、いい花をさかせているから、みんなお弁当や缶ビール片手にお出かけされてはどうだろうか?
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