がんばれケンちゃん
最近ケンペスのことを個人的に「ケンちゃん」と呼んでいる。
ケンちゃんは1トップなのに胸トラップはデカイし、ポストプレーはできないし、競り合いもできないしで、噛み合ってない時が多かった。
最近は少しずついい感じになってきたけど、以前はホント泣きたくなってくるくらいボールを失っていて、失敗する度に思わず「がんばれケンちゃん!」と叫んでしまったものだ。
でも、このところケンちゃんのいいところを少しずつわかってきて、これはいけるんじゃないかって、思うようになっている。
ケンちゃんは足元がすごくいい。マシ、ではなくて、すごくいい、だ。
早くて強いロングボールが足元に来てもピタっと止まる。 だから最終ラインから入れるボールはハイボールではなくて、強く速いグラウンダーの方が絶対いい。
ゴール前で前を向いた時はハイボールでもいいけれど、それ以外は低め低めで行こう。
それから磐田戦でも感じたけれど、スペースを見つける動きもいい。ターゲットになって敵味方の注視している場所にいると厳しいけど、消える動きができるから3シャドーが前を向いた時なんかはいい形でボールを受けている。
シュートも惜しい感じのが増えてきた。ふかさないからシュートはいいコースに飛んでいる。使い方さえ間違えなければ、「ケンちゃん」が「ケン様」になる可能性はゼロではない。
俺自身がそうであるからだと思うけれど、ハシにも棒にもかからぬと思われていた人材が輝きを放つ時が一番嬉しい。
セレッソでは今までも使いどころがわからなかったプレーヤーが、自分らしさを見つけて大きくなってきた。
ケンちゃんもそうであってほしい。ケンちゃん、ファイス ゴウ!!
0 件のコメント :
コメントを投稿