和田監督切って西野さんか…。その選択自体は間違いではないけれど、後手を踏んだなという気がする。
セレッソも昔は(と言ってもレヴィーが来てくれるまではだから、5年前までか)監督の首なんて簡単に挿げ変わるものだったよ。中には日本に来る前に監督辞任した人もいるしね。(ソースはこちら)
そんな、監督なんてバシバシ代えちまえってチームから、少しは監督に時間を与えよう、したいサッカーを具現化できるように後ろもフォローしましょうってチームに変わったところから、セレッソは新しい「らしさ」を手に入れられたように思っている。
神戸も去年までは、上位にはいけなかったけれど、明確な「神戸らしいサッカー」というのがあった。(それはつまり和田監督のサッカーだったんだけど)
前線からハードワークして、ボールを奪えれば高い位置からショートカウンターを仕掛ける、奪えない時はしっかりゴール前にブロックを作って守る。それは派手さはないけど、しっかり根付いていた。セレッソも見事にボコられた。
和田監督を代えずにいくのならこのサッカーに見合う選手を獲るべきだったし、獲った選手に見合うサッカーをするのなら、和田監督では無理があった。
当たり前だけど、監督ごとに得意なスタイルは違う。そこに合った選手が揃わなければ、力を発揮できない。神戸はそこにミスマッチがあったのに、ズルズルと4月の末まで修正できないままだった。出だしがよかっただけに判断が鈍ってしまったんだろうな。
セレッソの場合は2006年の降格で主力がごっそり抜け、2007年に都並監督、西村GMが成績不振で吹っ飛んだところでチームも監督もゼロからの出発になった。そこでレヴィー・クルピが呼ばれ、彼が望むサッカーに見合った選手を揃えるよう梶野GMが動く、という連携ができた。
2011年でレヴィー体制は終わりになったけれど、今度は今いる選手、サッカーに合う監督を選定して、今にいたっている。劇的な変化はないけれど、ガタガタにチーム力が落ちることもない。J1でもチーム予算が下から3番目と台所事情が苦しい分、そのあたりは慎重。
と、ここまで書いていて、チームというのは人の体に似ているなと思い始めた。
選手を入れ替えることを「血の入れ替え」などと表現するけれど、確かにそれに近しい。いい選手を入れるってことはいい血を入れるってことだろうか。
でもどれほど良い血であっても、血液型が違えば拒否反応が起きる。チームは人間ほど敏感ではないけれど、同じようなものだ。鳴り物入りで入団したのに活躍しなかった選手なんて数えきれないほどいる。監督もまた然り。
ここまで前例があっても、神戸のような監督交代、決して珍しいことではないのだよな。輸血は一人の医師が慎重に事を運ぶけれど、チームの人事は多くの人間が関係するからだろう。「船頭多くして船山に登る」とか、神戸だけに笑えないな。
6億イルハンを思い出すw
返信削除おったなw
削除まともな大物補強はラウドルップくらいとちゃいますか?
返信削除神戸の大型補強は「集客できる」が大前提なのかも…。カズとか。
削除>西中島南方さん
返信削除遅くなりましたが、招待券、本日郵送しました
どうぞよろしくお願いします
今、ひょっとしたら神戸で一番人気が高いのはINACかもしれませんね
TASAKIがあったことなんてみんなきれいに忘れてる
>匿名さん
なんでも今度はフィギュアだかアイスダンスだかで五輪出場を狙ってるとか@イルハン
>ryoさん
ラウドルップだって日本にケチつけて帰りましたよね
評価ガタ落とし名選手リスト入りです