3/26/2015

大地、龍、自分が幸せでいてくれればいいよ。 #cerezo #photo #diary

秋山大地と永井龍が愛媛と大分に、それぞれ期限付きの移籍となった。7月までのド短期とはいえ、寂しいものだ。



龍は去年後半、初めて主力として試合に出続けた。そうして、セレッソが一番苦しい時に必死に戦ってくれた。降格が決まった後も、いの一番に残ると言ってくれた一人で、龍と丸橋祐介の決断が今の巨大戦力の地盤を作ってくれた、その意味でも大恩人だ。それが自身の移籍の呼び水となったことはなんとも皮肉だけれど……。


大地も去年ようやくトッブでの出場機会を得た。小柄だけれど体幹が強くて、ボールを奪いに行く判断と思い切りは見ていて気持ちがいいものだった。甘いルックスもあって女性のファンも多いし、ひょっとしたら、愛媛の会場に変化が現れるかもしれないな。


ともにセレッソユース育ちで、大地など桜色のユニフォーム以外は知らないから、この移籍は大きな転機になると思う。それぞれに大きく成長して欲しい。

と……そんなことを思っていたのに、この二人ときたら昨日の舞洲で「互いセレッソを強くするために戻ってこような」と誓い合っていたらしい。人が良すぎるとはこのことだ。



そんな心配はしなくてもいい、留守はちゃんとチームメイトやサポーター、クラブが守ってみせる。だから、二人とも自分の成長を一番に考えてくれ、それでいいんだ。

行ってこい、暴れてこい、セレッソというチームが成していることが間違いではないと、四方に知らしめてきてくれ。そうして、一回り大きくなって、たくましくなって戻ってくれば、それが一番の孝行なんだよ。それでいいんだ。


ああ、早いこと夏になっておくれ。この二人がもう一度、セレッソで活躍するところが見たいんだ。それまでの間は、決して寂しいなんて言わないからさ。

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