知っている方も多いと思いますが、アメリカでは原爆を「戦争を早期決着させた兵器」と教育しています。
番組の中ではシカゴにあるとある進学校の様子が映されていました。「ヒロシマ」について数人のグループに分かれてディスカッションしている場面。黒人の気弱そうな少年が「原爆を使わなくても戦争は終わったんじゃないかな」と発言すると、勝気そうな白人の女の子がこんな事を言いました。
「日本は最後まで戦争するつもりだったのよ、
20万人くらいで収まって良かったじゃない!」
別に彼女について批判なんかするつもりは無いです。教育ってやつは国家にとって望むべき人材を育てる為のツールなんだから。そういう考えを持ってむしろ当たり前。そう、立場によって視点に違いが出るのは当たり前の話なんです。
話を光の速さで巻き戻して、それから物凄くスケールダウンさせて、万博でのガンバ戦に移しましょう。ハーフタイム、あのビッグフラッグは「やった側」からすれば「風刺」程度のものだったのかもしれない、でも「やられた側」にとってはそんな軽いものではなかった。
同じように、ホームグラウンドで相手のサポーターがペットボトルを投げたりピッチに降りたりという行為を「やられた側」はとても不愉快だったでしょう。
ダービーという特殊なシチュエーションで、気持ちが高揚するのも判るけれど、今度こそいい雰囲気の中で選手にプレーをしてほしい。その為にはお互いのサポーターがいろんな意味でどれだけ頑張れるか。警備員の警戒が杞憂に終わるような、クリーンな応援がしたい。(警備員は当然いるだろうけれど、そういう気持ちで、という事です)その為には自分の立ち位置をちょっと変えて、相手はどう思うのか、なんて事を考えるのも必要じゃないかと。
お互い理性を失わない程度に自チームを熱くサポートしましょう
というガンバさんのコメントに、私は深く同意します。「そんな気持ち判るか!」という人はお互いのマッタリ系ブログでも観て回ってください。
0 件のコメント :
コメントを投稿