11/29/2005

愛が有るから。

 ここ何試合か、DJの西川くんのテンションが凄く上がっているように思えるのは私だけだろうか? スタメン発表の時も、その前のトークコーナーにしても、少し力みすぎなくらいがんばっている。

 一見さんの多そうな時は応援の初歩から説明するし、ここ一番の大事な試合の時はサポーターの応援がどれだけ大事かを話してくれるし、とにかく有り難い。よそのDJさんの事はあまり知らないけれど、セレッソのDJが西川くんで本当に良かったと思っている。

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 それから昨日は関西に珍しく、NHKとABCの夕方の番組でセレッソとガンバの特集が組まれていた。

 ABCは解説に二宮氏、NHKは山野氏を招いて、今季のリーグ戦ついて話をしていたのだけれど、これが実に好対照だった。


 まずABCの二宮氏。細かいところまで薀蓄を垂れるのだけれど、ちょっと両チームを知っている人なら突っ込みたいところが満載の、あまり歓迎できないトークだった。

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 セレッソはセレッソでモリシ、アキと元とはいえW杯出場経験のある二人がいるにも関わらず「無名軍団」と評され、挙句には「サンフレッチェから下村を獲ってきてDFを…」などとのたまう始末。ガンバも「スター軍団」と紹介されていたが、多くの選手がユースからじっくりと育てられている点なんかはスルーされていた。そこらへんは2ちゃんの両チームのスレッドでこれでもかというくらいに書かれているので、お時間有る方はそちらへ。


 一方の山野氏も、あまりしっかりとした解説だとは言いがたい内容だったが、こちらは聞いていて嬉しい気持ちになれた。

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 ブルーノの紹介の際には「この男前がねー」などと軽くジョークを飛ばしたり、セレッソにもガンバにも熱いエールを送ったりと、「山野節」全開のコーナーになったが、それがかえって良かった。


 山野氏はリーグ戦開幕前にもとある番組でセレッソの戦力分析などをしていたのだが

「このねー、ファビーニョ。とにかく奪ってからが早い。ものすごい勢いでねー、ゴール前にも顔を出すんです」

「そして、ゼ・カルロス。左足の職人、いいボールをねー、ぼんぼん蹴るんですよ」

 なんて紹介をしていた。


 多分一般に知られていてうけがいいのは二宮氏だろうと思う。でも、少なくとも私は西川くんや山野氏を支持する。二人のサッカーやセレッソに対する愛情は阪神一辺倒の関西の中に有って稀有なものだから。


 出来れば優勝がしたい。そしてこの二人がどんな風になるのか見てみたい。男泣きするんだろうか、それとも笑顔がはじけるんだろうか…。




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