(今年だけは、ダービー以外は)頑張れガンバ。
正直なことを言えば、関西のサッカー人気というのは局所的なもの。特にクラブ単位だと(代表なら来るのにな)
例えば大阪ダービーで長居に4万人来るけれど、もし長居が6万人入るスタジアムだったらどうだろう。
野球は、随分下火になったと言っても関西では別。もし甲子園で、優勝がかかっている阪神巨人戦とかなら8万人入るスタジアムでも埋まるんじゃないかな。
それは歴史が違ったりするから、いろんな意味で比較するのはヘンなんだけど、今の府政、市政を取り仕切っている人達は数字しか見ないからな。
効果があるものにはしっかりお金をつぎ込むと言っているけれど、つぎ込まれるお金がどこから来るかというと、その人達が「主観的に」意味がないと感じたところから来る。
だからセレッソにしてもガンバにしても、市や府に対して、市民府民に対して、どれだけ貢献しているのかを、目に見える形、数字に出る形で表さないといけない。
大阪のクラブが生きる道。
だけど現時点で両チームが持っている「基礎票」は少ない。だったら勝つしか無い。勝って「Champ follower(勝ち馬、流行に乗る人達)」を取り込んでいかないと、ただでさえ少ないスポンサー料や支援がさらに縮小されるなんてことも可能性としてある。それも今までよりずっと現実味のある話として。
J1第二節は大阪ダービー、両チームともに負けられない試合になる。
ただ今回のダービーに関しては、試合に勝つ、負ける以上に、どれだけダービーが熱いものであるかを部外の人達に知らしめるという、もう一つの戦いがある。
くだらない暴力沙汰は論外だけれども、旗振って行進やら、気合の入った応援やらは、去年以上のものにしないとな。4万人なら4万人が狂乱するようなスタンドでないと…。
試合後にはバカ騒ぎ、それもいいと思う。長居バルなんてイベントもやってるから、その気になれば朝まで飲める。飲める奴は飲んでおけ。
負けられない戦い
重ね重ねになるけど、俺達が生きる道は最高のダービーをすること。元ラガーマンでさえ味わえない異様で強烈なあの空気を、たっぷりと味わってもらうこと。それ以外にない。
そのためには、弱いガンバではダメだし、弱いセレッソでもダメ。最高の試合、最高の興奮、ガチのぶつかり合いが大前提なんだ。
だからそんなつまらない負け試合なんかすんな。神戸ぶっ倒して乗り込んでこい。こっちは派手に出迎えてやる。
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