今回期限付き移籍でセレッソに加入した椋原はお父さんが築地の魚屋さん、ってことで、マグロが大好物なのだとか。FC東京サポーターからも、とにかく美味いマグロをたんと食べさせてくれとの要望があったのです。
大阪は、どちらかというと明石の鯛や鱧のような白身の、淡白な魚が好きというイメージがある。赤身のマグロ、美味い店が本当にあるのか…。
ということでfacebookで「どっか美味い店ない?」と素直に聞いて回った結果、何件かの候補が浮上して参りました。今日はまずそのうちの一件におじゃま。
お店は大阪の台所、黒門市場出てすぐ、堺筋を少し入ったところにある「豪快 立ち寿司」さん。
ううむ、店構えからしてうまそうな感じ。
店内もそれらしく、気持ちがたかぶります。
ランチメニューでマグロ丼、海鮮丼などもあるのですが、今回はマグロの美味さを探求するのですから、その名も「まぐろづくし」をオーダーしました。
はいきたドーン!!マグロばっかドーン!!!
正確に言うと、後列左から赤身、ヅケ、中トロ、ほほ肉の炙り、前列は大トロとねぎトロ軍艦です。
なんかね、お寿司というか、ネタの下にシャリがちょこっとついてるよ、という状態。シャリのまわりをデカイネタがグルリとロールしてるの、わかるかなぁ。
まずは淡白な赤身からいきましたが、これうまいわ、としか言えんです。
ネタとシャリのバランスが豪快すぎて、お寿司としては完成していないかもしれないんですが、それがいい。頬張った時、口の中いっぱいにマグロが来るんですよ、当たりまえだけど。そのインパクトはかなり大。
ヅケは、ちょっと浅い感じでしたが、そりゃこれだけデカいネタですからね。
そして中トロはさすがの味わい、バランスのよさは一番。これは自信持っておすすめできます。こんなデカイトロが口に入れたらフワーッと消えていく、たまらんなー。
変化球のほほ肉とねぎトロも贅沢。ほほ肉、牛で言うとツラミなんだけど かるく炙って、ポン酢でいただきます。この中では一番弾力のある身で、かむとぎゅっ、ぎゅっと脂の旨みが出てくる。このあたりは、ツラミとよく似ている。中トロと大トロの間でこういうのをはさんでくるあたりが面白い。ねぎトロも安い筋張ったものを想像すると、いい意味で裏切ってくれるやわらかさ。
最後に大トロ、もうラスボスの風格。ここまで難敵、強敵を打ち負かしたラストに大トロ。これでやられます。
とりあえず椋原選手が大阪についたら直でこのお店行ってもらいましょうか。ちまたでは2000円の弁当を買わせるのなんのという本が売れているらしいですが、弁当の中身がこれだったら喜んで買うでしょう。満足満足。
関西ってキハダが好まれるんでしたっけ?
返信削除(トロ<<<赤身派です)
牡蠣ならネットワーク、ないこともなかったんですけど、シーズン中は控えられそうな食材ですしねぇ