3/29/2014

2014 J1 第5節 C大阪 0vs0 新潟 悔しさがあるなら糧に。 #cerezo #photo #diary

2014年3月29日(土) 14:04キックオフ[ 観客 15,232人 ] 晴れ時々曇り

得点者なし


試合後のこの表情が全てだ。悔しいし、まだ何かし足りない気持ちにもなるし、それは、下を向いてしまう。

スターティングメンバー


控えキーパーが丹野研太から武田博行に変わっている以外は直近の試合から変わらず。


前半


この試合の通して統一した話なのだけれど、中盤でイニシアチブをとる時間帯が非常に少なかった。中盤の数は5対4であるにもかかわらずだ。

原因は2つあって、一つはボランチの正確性と運動量に差があったこと、今一つは新潟の左サイド、岡本英也、金珍洙が非常に攻撃的で、右サイドの杉本健勇と酒本憲幸が引っ張られてしまったことだ。



セレッソの中盤は、そもそもの5枚に両サイドバックの酒本、丸橋祐介が加わって、数的有利を作った上でイニシアチブをとる。ところがこの試合はハイプレスでボランチ、サイドバックの位置にまでストレスが掛かり、フリーになる場面が少なかった。

その時は最終ラインにボランチの1人が下がって3対2の局面を作ってしのいでいた。


だが、サイドバックの上がりが少ない分(それは守備で疲弊していたことと、一列前の南野拓実と杉本健勇がうまくボールをおさめきれなかったことが要因)攻撃開始位置が低くなっていたため、一番得意のショートカウンターを仕掛けるタイミングがなかなかなかった。


そうして数少ない攻撃でもフィニッシュまで到達する機会が少なかった。

2列目は柿谷曜一朗、南野、杉本健勇と、それぞれに攻撃力がある選手だが、シュートを撃てる時に撃つことがなく、消極的なパスをすることが多かった。小さなミスも目立ち、容易にパスカットされていた。


一番ポイントになれていたのは、得意のパスではなく飛び道具、ロングボールから杉本の落とし、偶発的な流れの中からとセットプレー程度だった。


そうして、新潟の攻撃に晒されてしまったのだが、そこは山下達也、ゴイコ・カチャル、キム・ジンヒョンの最終ラインがよく耐えてくれた。



この試合に福音を求めるならそこだ。ゴイコ・カチャルは靴が脱げても奮戦してくれた。


後半


後半になっても、流れは変わらず。新潟の背番号8、レオ・シルバは躍動し、セレッソの背番号8、柿谷は我慢の時間帯が多かった。


セレッソはフォルランをフィニッシャーとして、残り10人を汗かき役に決めた。去年との役割の違い、立場の違いが柿谷を苦しめている。


頼もしい相棒であるはずの南野もフラストレーションを抱え、日頃見せているような果敢なドリブルの機会が少なかった。


それが南野の負担になったのか、試合終盤には小競り合いまで。カードの色が違っていて幸運だった。



後半23分には動きが止まったディエゴ・フォルランを下げて南野を入れ、守備の堅い3枚を中盤の核にすえた。


さらに終盤、後半35分には推進力を増すために楠神順平を入れ、点を取る姿勢を見せる。しかし、どちらもうまく噛み合うことはなかった。



相手が好調だった、連戦で選手が疲弊していた、ピッチコンデイションが悪かった、予想していた戦い方とは違っていた、引き分けになった因子はいろいろとあるだろう。しかし、タイトルをとるチームはその中でも勝ち点無しを1にし、1を3にする地力を持っている。新しいセレッソになるためには、強かさや回復力を持たなくては。


1 件のコメント :

  1. 昨日のキンチョウ、お疲れ様でした。 すごくDF陣はがんばってくれてました。 シュートを打っても、いつも相手に当たってしまうという繰り返しで、みていてもストレスがたまりました。 選手はなおさらだと思います。 次回のホームはガンバ戦ですね。 ゴール!!!の声を聞きたいと思います。 今週はACL。 TVでしっかり応援します!

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