4/26/2014

2014 J1 第9節 神戸 2vs2 C大阪 ミス。 #cerezo #photo #diary

2014年4月26日(土) 15:04キックオフ[ 観客 25,382人 ]

前半41分 ペドロ ジュニオール(神戸)
後半9分 フォルラン(C大阪)
後半17分 フォルラン(C大阪)
後半33分 マルキーニョス(PK)(神戸)

ACLでつかみかけていた流れを自分で手放した。してはいけないミス、隠れたミスをした。それだけ。


スターティングメンバー



ACL山東戦から負傷のキム・ジンヒョンが抜け、武田博行が先発。スタメンはその他に変更なし。ベンチには南野拓実、ミッチ・ニコルスなどが入り、守備的なプレーヤーがいない偏ったチョイスになっていた。

システムと運用のミスマッチ


もう毒だけを吐いておこう。3-6-1、いや、5-4-1のシステムには「決まり事」があるが、それが守られていなかったことが失点、勝ちを逃した要因になっている。


このシステムでは前からのプレスは絶対にかからない。ディエゴ・フォルラン一人で相手のディフェンスラインを全て見ることは不可能だからだ。それゆえ、フォルランは守備時でも積極的にプレスに行かず、攻撃のための予備動作をしている。


あえて相手のセンターバック以外の全員を自陣に引き込み、開いたスペースをフォルラン、柿谷曜一朗、長谷川アーリアジャスールで突いていくのが今のシステムのベースで、容易にラインを上げてはいけない。上げるなら山口蛍と扇原貴宏が相手のゲームメーカーにしっかり付いている時でないとダメだ。


この試合ではチョン・ウヨン、森岡亮太という二人のキーマンがいて、彼らが前を向いたら下がってでもブロックを作るべきだった。ゴイコ・カチャル、山下達也、染谷悠太を揃えているから、前からの高さ速さにはある程度対応できる。しかし、裏のスペースのカバーは厳しいのだ。4バックよりも一人多いのでオフサイドトラップもかけにくい。そこを上げた時に小川慶治朗やペドロ・ジュニオールらに突かれ、先制点を許している。

もう一つ、今の柿谷をゲームメーカーとして使うのなら、途中でワントップに持ってくるようなパッチワークは効果が薄い。最初から杉本健勇で行くべきた。ゲームメーカーだからと試合に入って、すぐにストライカーになれというのは便利使いすぎる。


後半26分

後半33分

後半ロスタイム

この二つさえ守っていれば、セレッソはウルグアイの英雄がもたらした二つのゴールで勝ち点を得られていたはずだ。


山東戦ではできていた。ハイプレスのような体力を使う戦術でもないから、しようと思えば出来たはずだ。なぜ不用意にラインを上げ、安々とスピードタイプの選手に突破を許したのか。それが腹立たしくてならない。

選手は実によく働いたと思う。不調の選手もそれなりに、好調の選手はよりらしく、プレーをしていた。


特に扇原貴宏の復調は喜ばしい。この相手スペースを一気に突くシステムであれば、彼のパスセンスは活きてくる。フォルラン、扇原の居場所がやっと見つかったのだ。


だからこそ勝ちたかった。自分たちのしている事が間違いではないという確信を持たせたかった。歯痒い気持ちばかりがつのって、うまく言葉に出せない。

1 件のコメント :

  1. にわかセレッソ好きなんでシステムの事は詳しくわかりませんが、扇原選手や山口選手、サイドの選手からの縦パス1本で最前線の選手に通して得点! は昨年のセレッソを見てるようでした。勝てたゲームに見えましたが…残念です

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