あと27時間程で今年のJリーグも終わる。あと一試合。勝てばいい。こういうシンプルな思考が出来る状況になった事は幸運なのかも知れない。よその会場でどういう動きがあるにせよ、自分達の仕事をこなせれば、それで全てが終わる。
そう考えると、最後に残ったこの90分間、戦わなくてはいけないのは自分自身なのかもと思えてくる。
あの5年前の雨の日、チームもサポーターも、本来の力が出せていなかった。ある者は浮ついた気分に踊らされ、ある者はプレッシャーで身動きが取れず、あと僅かに迫った栄冠を、みすみす手放してしまった。
モリシもアキも、あの日の事を忘れてはいないだろう。皆にもその時の事を話しただろう。それが良い方向に向いてくれればと願う。
それから、ファビーニョの存在も大きい。「所属してきた全てのチームで優勝してきた。セレッソでも優勝をしたい」残留争いも記憶に新しい年明け早々に、彼が言った言葉は、現実になろうとしている。強い精神力を持ち、勝つ為にどうあるべきかを知っている人間がいると頼もしい。ジュビロが初優勝した時、ピッチには「鬼軍曹」ドゥンガがいたように、先達がいるという事は大きなアドバンテージになる。
サポーターも、恐れず、奢らず、その名に恥じぬ応援がしたい。声が枯れても、体がぶっ壊れてもいい。最後なんだから、残っている力のありったけを、ピッチに注ごう。皆が皆役目を全うすれば、必ず結果ばついてくる。最高の舞台、最高の試合を作ろう。
次に更新するのは、明日の深夜になると思う。どんな内容になるか、まだ判らないけれど、きっといいエントリーが出来ると思う。それではスタジアムで。
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