11/21/2011

2011 J1 第32節 C大阪0VS3神戸 悔しくないなら終わってる。

前半11分 吉田 孝行(神戸)
後半8分 北本 久仁衛(神戸)
後半45分+5 大久保 嘉人(神戸)


セレッソの選手は、もっと義侠心のある連中だと思っていた。5年間寸暇を惜しまず育ててくれた監督の、集大成になる大事な試合で、こんな無様なプレーができるとは。日頃は愚痴や罵詈雑言は我慢していたけれど、今日は我慢できない。

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特に杉本はなぜ90分間「立てていた」のかを感じ取ってほしい。レヴィーは残り少ない大事な時間を、お前が独り立ちするために当ててくれていたんだ!!


スタメンとベンチ。キム・ボギョンが帰ってきた。まだフェイスガードをしていて痛々しいけれど、嬉しかった。五輪代表で抜けた扇原の穴を埋めるべく即スタメン起用。その他もほぼベストのメンバーだった。

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それでも悪癖は抜けず。序盤でつまらないミスからボールを奪われ、開始11分で早々に失点。下らないミスでボールを奪われて危機的な状態を招く、どれだけ同じ間違いをすれば修正されるのだろう?

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酒本は足元がしっかりしているプレーヤーだけれど、それを慢心して危なっかしい時がある。今日は完全に裏目に出た。

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ボギョンは、本当にピッチに「立てた」という感じで、あからさまにヘディングを避けていた。中盤でファイトできる選手が一人かければどういうことになるか。


守備も神戸の前線からのチェイシングに手を焼いていたけれど、攻撃陣も重症だった。相手のミスから好機を迎えても、自らバックパスやつまらないパスミスで攻撃が途切れたり…。いつもの流れるようなコンビネーションができない。

重ね重ねになるけれど、1トップで入った杉本は、厳しい。個人批判はしたくないけれど、周りのプレーヤーの頑張りをあまりに無造作にふいにしてしまう。これでは他の選手が浮かばれない。前半は殆どシュートらしいシュートが打てずじまい。0-1というスコア以上に酷い内容で、1万6030人の観客が納得できるものではなかった。

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悪童同士の会話、少しだけ癒された



後半はリスクを冒しても攻めに出るセレッソと、それをあざ笑うようにカウンターを仕掛ける神戸という構図が45分続いた。

流れが決定づけられたのは神戸の2点目、北本のゴールだ。明らかな誤審でも、審判というものは、平静としていられるのだな。


2点ビハインドになりたまらず播戸を入れてみたものの、一人でどうとなるレベルの話ではなかった。何度かいい場面を作るも、ゴールが奪えない。

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後半11分


ここからのセレッソは、今までより輪をかけて酷かった。今年ワースト、と言う表現を使うのは何度目だろうか。あわやPKという所があり、キム・ジンヒョンに助けられたところも何度か。これらが全て神戸よりなら、0-5、0-6というスコアだってあり得た。


セレッソにとって福音は、村田の存在だろうか?

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後半30分


村田はセレッソの中では技術がどうという選手ではないけれど、気持ちを全面に出して戦ってくれた、その心意気に、少し救われた。何度も右サイドを突破して、チャンスを作ってくれた。

それでもチームはチグハグなまま。播戸の2度の好機も得点ならず。他はシュートらしいシュートも打てないままでロスタイム、嘉人にトドメを刺された。

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キム・ジンヒョンがピッチを叩いて悔しがってくれたのも、救いになった。全力で、全身全霊で立ち向かってくれたプレーヤーを、批難はしない。戦えないプレーヤーこそいらない。


今セレッソにいる選手の、そのほとんどは、レヴィー・クルピが手塩にかけた、言わば愛すべき息子たちだ。親がいなくなると言った最初の試合で、これほど親不孝をするとは思わなかった。なぜ戦えない?なぜ悔しさを表さない?それが歯がゆくて悔しくて、あえて酷いバッシングをしている。


悔しかったら得点をとれ!防いでみせろ!そうして俺を土下座させてみろよ!!親孝行の一つもできないで、何が海外だ!!

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