9/30/2012

神戸とタンドリーチキンカレーライスとD600の話。 #photo #cerezo

勝った次の日は気持ちがいい。現金な話だけど、まあ、そんなもんです。とびきりうまいタンドリーチキンカレーライスも食べたし、満足感デカい。


写真がうまそうに撮れてるんじゃなくて、もともとかなりうまそうです。


んで、それを豪快にサフランライスにオン!


仕上げに本場スパイシールーをこれまたタップリ。やっぱ神戸に来たらこれ食べないと。


昨日は試合もすごい内容で、西野カナばりに心が震えてたんだけど、実は試合前は精神的にキツかった。


D600の実戦初投入で、ピントが合うのかとか、試合中のFXフォーマット、DXフォーマット切り替えはどうしようとか、いろいろ考えてたんで。


ニコンのフルサイズカメラは他社のフルサイズカメラには無い機能がついてる。それが「撮像範囲」というもので、平たく言うと広角に撮るのか、望遠に強くするのかが選択できる。

実際に例を出してみると。


これがFXフォーマットの300ミリ、空気感がわかる感じ。



で、これがDXフォーマットの300ミリ(換算で450ミリ)

ぐっと寄れるから長居スタジアムみたいな専用スタジアム以外の場所ではこっちを多用すると思う。


寄って撮れるからDXフォーマットにすればいいじゃんとも考えられるし、FXで撮ってトリミングしたらいいじゃんとも言えるんだけど、効果的な一枚を撮りたい一方でカメラに入ったSDカード容量を無駄にできないところがあって、場面場面でコマ目に切り替えたいというのが今の本音。

ただDXフォーマットになると画素数が落ちる(細かな表現が少し出にくくなる)ので、ピント外れとかできない。ごまかしが効かない。ウデが試される感じがする。



カメラ自体のクセは、まだちょっとつかめてきた、というくらい。

D7000は時々露出が「すっ転ぶ」時があって、思ってたより明るく撮れる時が多かった。D600ではその点がいくらか改善されていて、割りとイメージしていたのと近い仕上がりになるようになった。


ボディは少し大きくなったけれどイメージより大分と軽い。サッカーを撮る時に大事なのは重さで、これくらいなら後半バテることもなさそう。


悪いところは、まだAFが迷う時がある。特にセットプレーとかで選手が密集している時や、カメラに対してファーサイドにいる選手を撮る時は注意したほうがよさそう。


これもホントはジンヒョンにピンを合わせたかったんだけど、扇原に合ってる。


シャッターボタンが重いのも地味に辛い。「撮りたい」という気持ちがわいてきて、シャッターが切れるまで、俺という部品のレスポンスが遅れてる。

それと、D7000の秒間6コマとD600の秒間5.5コマ、わずか0.5コマ分の違いなんだけど、シャッター音のせいか、思ってたより遅いという感触。ここぞという時にしっかり撮らないとチャンスを逃しそう。


いい試合で、点とった選手がこっちに来てくれたりしたんで、全体としてはよかったんだけど、やっぱりまだまだ使いこなせてない。もっともっと精度を上げていきたい。このカメラはその可能性を持ってる。

完璧に使いこなせるようになれば、このブログの写真も、もっとこましになれると思う。安倍総裁がもうカツカレーよりタンドリーチキンカレー食いたいわと思えるくらいまでがんばろ。

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