久しぶりにセレッソ公式の掲示板を見ると、浦和戦でのスタッフの不手際に対するクレームが割りと多めに上がっていた。ま、ウチのブログほど炎上はしてなかったけれど。
悲しいのは、ラスキヨマッチだからと、日頃サッカーを見ない層である友人知人を誘ったにもかかわらず、あの災難に巻き込まれてしまった志しあるサポーターさんが多数おられ、この人達が最もダメージを受けていた、ということ。
いつも事業部の方から「お誘い合わせの上」と聞かされている人にすれば、全国区になった清武の試合は絶好の機会だったはずで、それに助力しようとした結果がこれでは、それは怒るだろう。悪天候で不快指数が上がっていたのも重なって、相当のストレスだったはず。
最近のセレッソは、金払いの大きな相手に対する成果はある程度上げていると思う。スポンサーも昔に比べれば驚くほど増えているし、プライムセレッソなど「いくらでも払うからもっとチームと選手の近くにいたい!」というコア層の取り込みにも成功した。
単純に2000円しか払えない5人にアプローチするより、1万円払える1人にアプローチする方が成果は上がりやすい。だからこれは間違いではない。
ただ、そうしたコア層ばかりに顔を向けていると、クラブとしての足腰は確実に弱くなる。
コア層は突然に降って湧くわけではない。最初はデートだとか物見遊山だとか招待券をもらったとか、小さなきっかけからセレッソに関わり出すようになった人ばかりだ。つまり最初は少額しか払えなかった、払わなかった人が、コアに変化していくわけだ。
そうなるようにクラブ側からうまくアプローチし続けなければ、いずれ少数のタニマチしか残らなくなる。某国技なんかそんな状態じゃないか。
で、そこまで来ると「見に来ている人が少ない」から「費用対効果が薄い」という話になって、スポンサーもつかなくなる。
重ね重ねになるけれど、ラスキヨマッチ見に行こうなんて、なかなかない好機だったのだけれども、悔しい。
事業部でもある程度大人数をさばくノウハウが蓄積されていればいいのだけれど、うまく回らなかった。社長を糾弾する声もあるけれど、都度都度で出向してきた人がトップなのだから、なかなか伝わりにくいでしょうよ。発言の裏を取らずにあげつらうのは、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いってことだ。
まあ、この大いなるミスが今後生かされることを祈るしか無いね。
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