10/04/2012

赤い悪魔と171cmの巨人と魔法使いのネズミ。 #daihyo #cerezo

香川、乾、清武。セレッソでも3人同時投入ってのは無かった。香川と清武が入れ替わっちゃったからな。

香川は確信犯的に我が道を行く、乾は天然で人を選ぶ。対照的ではあるけれど、二人ともパートナーを選ぶタイプだ。清武は誰にでも遠慮して合わせるからいいとして、もし香川と乾がセレッソで入れ違いだったら、代表でも3人同時起用なんて無茶だと思ってたかもな。






けれど、実際は違う。香川と乾の相性はこれ以上ないほどだし、乾と清武も悪くない、それに清武と香川もフィットすることは札幌での韓国戦で実証済み。ならば、セレサポとして、一サッカーファンとして見てみたい、3人のハーモニーを。


しかし、セレッソというクラブ(というか、レヴィーか)は、よくもまあこれだけの選手を出し続けているなと、自画自賛。清武は大分でほぼ完成していたけど、香川も乾も、あの環境でなければ育っていたか疑問。そう、二人とも、もとをたどればルーツはJ2だ。

J2を下に見る人もいるけれど、それは違う。J2はJ2なりの難しさがあるし、そこでしか学べない何かがある。選手からしても、学生やユースからいきなりJ1よりも、ステップを細かく刻める分失敗は少ないように思う。

セレッソでは曜一朗や山口螢、丸橋に杉本健勇。他のチームでも齋藤学なんかが世代別代表に呼ばれている。仙台や柏なんてチームごとだし、外国に目をやるとドゥンビア、フッキなんてバケモノもいる。もし日本のサッカーが様々なカテゴリーの受け皿を持ってなかったら、彼らはどうなっていたか。サッカーチームが多すぎると言う人もいるが、これはこれでよかったのだ。


今の代表、そして香川、乾らの活躍は、日本サッカーとしても意味がある。代表戦、海外組ばかり追うのではなくて、目の前、身近なところのサッカーから、見つめなおすのも悪くない。

藤岡さんもとりあえずJリーグを見て、第二第三の香川を探してみては?

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