12/12/2012

来年のセレッソは「勝負年」です。 #cerezo #j_toku

昨日も書いたけれど、セレッソは選手もチームも勝負年。他の関西のチームもいろいろと難しい1年になる。


セレッソは来季「関西唯一のJ1クラブ」となる。聞こえはいい、しかし裏を返すとそれは近場アウェーやライバルチームがいないということとイコールだ。

例えば今年ホームの大阪ダービーでは長居に30764人の観客を集めているし、神戸戦でもキンチョウスタジアムほぼ満席の16446人が入っている。この全てがセレッソサポーターであれば何の問題もないが、残念ながら現実は違う。二つのドル箱が無いというのは興行的に厳しい。


この閉塞をブレイクさせるには、短絡的ではあるけれど勝ち続けるしか無い。もちろん、上位争い、タイトル争いができるレベルが大前提だ。

そうして、勝ち馬に乗っている一見さんを取り込んで、地盤にして、他のチームが戻ってくるまでの間に硬い層を作っておかなくてはいけない。それがどれほど難しいかは容易に想像がつくだろう。今年14位のチームをベースに、リーグ戦ではACL、カップ戦ではタイトルを射程に入れた戦う集団を作るなんてのは一筋縄ではいかないことだ。


これを来季達成できなければ、セレッソは次のステージには上がれない。ずっと欧州チームの草刈り場になるだけだ。そうして少しずつ成績がシュリンクしていって、毎年残留だ昇格だというレベルで胃をキリキリさせることになる。

デカくなるか、小さくまとまるか、来年で決まる。そう思うとあまり安穏としていられないな。


他の関西3チームも、このままってことはないだろう。特にガンバが戻ってくるまでにアドバンテージを作らないと…。

1 件のコメント :

  1. 私は非常に危惧しています
    来年のフロント人事がどうなるかわかりませんけれど、セレッソがもうドイツからロックオンされているような状態ですから、3年と経たずに南野君が移籍してしまってもおかしくない現状です
    冗談じゃありません

    私たちは、このクラブが長居で大きく花開くために彼らを応援しているのです
    自転車操業の資金にするために、個人的キャリアの踏み台にされるために応援したり、お金を落としているんじゃありません
    キャリアアップ志向は否定してはいけないと思うんですが、ホイホイ簡単に海外移籍=成長、なんて風土をセレッソに根付かせてほしくはないんです

    そういう意味では曜一朗の奮闘を期待したいところですが・・・

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