12/16/2012

容易ではない天皇杯奪取。しかし…。 #cerezo

昨日の一戦で天皇杯ベスト8が出揃った。

第92回天皇杯全日本サッカー選手権大会|大会・試合|日本サッカー協会

さすがにここまで来るとどこもいいチームばかりだな。 セレッソはご存知の通り準々決勝がダービー、そしてそれに勝ち上がると鹿島と千葉の勝者と当たる。反対側の山には名古屋、横浜FM、柏、大宮が残っている。まあ見事なばかり苦手チームばかりだ。


まあ、ホームの名古屋、アウェーの横浜FM、ホームの大宮と、リーグ戦嫌な思いをした試合はことごとく苦手の雨の中での試合だったのだけれどね。


清水との試合で得た自信と勢いがこれからより加速していけば、また違う戦いができると信じているけれど、逆に言うとそういういい流れを作れないと勝てない相手ばかりということも言えるし、難しいね。


しかし、そういうギリギリの試合をするためには、まず眼下の敵、ガンバを叩かなければいけない。


これまで何試合もダービーを観て、関わってきたけれど、これほど「勝たなくてはいけない」ダービーがあったろうか。

だいたい今のようなダービーのスタイルが固まったのは1998年とかそのあたりだったと記憶しているけれど、これまではガンバに「胸を借りる」という図式が強かった。その頃の対戦成績なんて見るのも嫌だ、捨ててしまいたいくらいに酷い。

でも、今は違う。リーグ戦は低レベルながらセレッソが上に出た。直接対決でも1勝1分、去年の春、万博でのダービー以来、2年近くも負けていない。ACLダービーから流れが変わったと感じている。

育成面でも、セレッソは確実にいい人材をトップに送り出し続けている。昨日の一戦では杉本健勇、南野拓実、扇原貴宏、山口螢、丸橋祐介、スターターにユース出身が5人も名を連ねた。怪我さえなければそこに柿谷が加わる。ガンバ対町田戦、ガンバユース育ちはベンチも含めて二川と家長、それに倉田秋の3人だけだ。


この変わり始めた流れを決定的にするためにも、ガンバにJ1土産を持たせてやるわけにはいかない。かつてガンバがそうしたように、徹底的に叩かなければ。詰めの甘いセレッソのままでは、来季、観客を集められないだろう。


タイトルをとるのは容易ではない。ダービー、苦手相手と対戦を乗り越えて、ようやっと手に入るものだ。しかし、だからこそ意味があり、価値がある。勝とう、そして、新しいセレッソを、新しい大阪を作ろう。

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