山口蛍の昨日のケガは全治6週間という診断が下された。ということは、リーグ戦はダービーがギリギリ間に合うかどうかということになる。ヘタをしたら10月まで長引くかもしれない。
昨日の試合でいい形が見えていただけに、キャプテンであり、日本代表クラスのボランチでもある彼が抜けるのは痛い。それでも、セレッソはやれるはずだ。そう信じている。
チーム構成で言うと、染谷悠太とキム・ソンジュンのウエイトが大きくなってくると思う。アンカータイプのボランチが出来るのはこの二人しかいない。
センターバックの控えは小谷祐喜だけになるけれど、扇原貴宏も含めて全員でバックアップするしかない。ペッツァイオリ監督の好みで新井場徹が前目、長谷川アーリアジャスールがアンカーというやり方も考えられるけれど、運動量を考えると頭から新井場はチョイスしたくない。
むしろ新井場には精神的な支柱としての役目を期待したい。数々の修羅場をくぐってきたベテランの言葉は、若い選手達の心にきっと響くはずだ。ディエゴ・フォルランの経験談まで腑に落ちれば、かなりタフな集団に変われるはずだ。
あとひとつ大切なことを、選手達をもり立てることができるスペシャルな存在がいることを、どうか忘れないでほしい。今このブログを見ている、セレッソを愛し、セレッソに勝ってほしいと真に願い、スタジアムで、テレビの前で、スマートフォンを手に、世界のあちこちで生きているあなた達、俺達のことだ。
「頑張って下さい。」という一声は、人の心を勇気づけるに十分な力を持っている。練習場で、スタジアムで、ホームページのメールフォームで、もちろん、郵便でも、励ましの言葉、力になる言葉を伝え続けよう。
試合を観るのをレジャーとするのも間違いではない、ビールを片手にヤジを飛ばすお客でも、チケット代を払ってはいる。しかし、嬉々としてFacebookやTwitterのアイコン用画像を撮る前に、口汚くヤジる前に、できること、やれることをしておこう。
いいプレーに拍手を、ミスをしてうつむきかけた選手には激励の言葉を。一人二人の選手で埋められる穴で無いなら、長居4万人、キンチョウ1万5000人で埋めればいい。そうして、山口蛍がゆっくり、しっかりと治療に励める環境を作るんだ。
山口蛍、どうかゆっくりと、しっかりと治療を。留守はみんなで守るから。
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