8/17/2014

Cacau came to Osaka. But... #cerezo #photo #diary

この一週間で三度舞洲に来た。我ながらバカなやつだと思うが、彼を撮りたかったので。


長旅のうえ合流して間もないはずなのに、カカウはかなりリラックスしているように見えた。33歳のベテランらしく、柔和な表情でファンの声に応えていた。


一方で、15時間前に壮絶な打ち合いをしたマルコ・ペッツァイオリ監督は少し憔悴しているように見えた。

システムを変え、選手を変え、守備意識を変え、攻撃の決め事を変え、手をつくしても結果が出ないのなら当然か。となるとセレッソ復活の切り札、カカウの動きはどうだろうと気になる。炎天下行われたユースとのトレーニングマッチは、それを確かめる格好の機会になった。


キーパーは武田博行、DFラインは右から酒本憲幸、小谷祐喜、染谷悠太、新井場徹、ボランチに岡田武瑠とキム・ソンジュン、右に平野甲斐、左に阪本将基、トップ下にカカウで、1トップに杉本健勇。交代要員がいないため25分ハーフの前後半になった。

秋山大地はユースチームのボランチとして出場

選手個々の力量は、それはトップに分がある。しかしチームとしての完成度はユースが格段に上だった。選手の戦術理解度が低いのか、そもそも選手のポジションがミスマッチなのか。スコアは3-1だったが、あまり嬉しい驚きはなかった。



カカウはもう少しテンションを上げていく必要があるだろう。1対1を簡単に外してしまったり、合わせるだけのところをふかしてしまったり。


周りとの呼吸も合わなかった。カカウに出せばいいのにという時でも選択が間違っていたり、そもそもボランチからいいボールが入らなかったりと、精彩がない。チームがどう組み上がっていくのか、控え組は特にその辺りがハッキリしていなくて、見る者をもどかしくさせた。


それでも、これ以上の補強は無い、このメンバーを練磨していくしか手は残っていない。なら、チームが良化していくことを祈るしか無い。もう「賽は投げられた」のだ。

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