5/17/2006

あやかちゃんの話。

 朝メールチェックの後に時事ネタをひろっていたら訃報が飛び込んできた。鹿島サポーターのお子さんで、難病を患っていたあやかちゃんが今朝亡くなったらしい。小さな命が一つ消えたことに、少しやりきれない気持ちになる。

 こうしている間にも、あやかちゃんくらいの幼い命が、数え切れないくらい亡くなってしまっていること、その原因が本当に些細なことだということは知っているけれど、やっぱり顔を見てしまうと、身近に感じてしまう。そこらへんは上手くやられているのかも知れない。でも、寂しい、悲しいという気持ちは本当にここに有るからね。


 一部の人は寄付を募る以上は全財産を投げ出せと言ったり、余剰金に関して疑問を投げかけているけれど、こと両親に関しては、気持ちがとてもよく判るつもり。自分の子が余命宣告を受け、知人などからこういう方法も有ると持ちかけられたら、迷う事は無いと思う。たとえその方法自体に疑問が残っていても、子供が助かる方が優先されるのは、親として当たり前の選択、非難する気にはなれない。


 その募金活動にしても、いつも反目しているチーム同士であっても、一人の子の命の為に、その垣根を超えて団結したというのは、素晴らしい事だと思っている。これはあやかちゃんが私達に残してくれた大きな財産と言えるのでは。


 あまり悲しい話を何度も思い出せるほど精神的にタフでは無いので、話はここまでにしますが、彼女の生きた一年間は決して無意味なものではなかったことを、再確認させて下さい。ご両親には心からお悔み申し上げます。


 

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