ドイツが一軍半の選手を起用するという話が有ったのと、夜中なのにディレイ中継だった事に脱力してしまって、ドイツ戦はまだ観てません。今日の夜には記事を書けるかな。
ところでその代表なんですが、不動の右サイドだった加地がドイツ戦で負傷退場。田中誠も怪我が思わしくなく茂庭が緊急召集と、今になってかなりバタバタしていますね。田中誠の代役は過去の実績や経験から松田しかいないように感じるのですが、チーム力の維持よりジーコの意地の方が大事なんでしょうか?いや、そんな事は無いでしょう。チームの和を考えての茂庭召集だと思いましょう。きっとそうだ。
しかし今回の件で今の代表の編成に欠点が有る事がはっきりしましたね。
攻撃的なプレーヤーには複数のポジションがこなせる選手がたくさんいます。例えば中田英なら、トップ下とボランチ、小野ならそれプラス左サイドが出来る。柳沢もイタリアでは右サイドだったと聞きます。
その反面守備陣は融通の利く選手が少ないんですね。中田浩と福西くらい。福西はボランチだろうがリベロだろうがセンターフォワードだろうが出来ますが、今のチーム事情を考えると中田とのダブルボランチを解消するわけにはいかない。
そうなってくると3バックの中央は宮本しかいない。万一の事が有ると代替がいないというのは、かなりアンバランスです。
その原因はユーティリティープレーヤーよりもスペシャリストを重用するジーコの考え方です。一つのポジションに二人ずつ、という考え方自体そんなに悪い事だとは思わないんですが、今回は出目が悪すぎました。
もし加地までダメと言うのなら、追加召集する選手はレッズの山田のような、複数のポジションがこなせるプレーヤーがいいと思います。何が起こるか判らないワールドカップ、不測の事態に備える事も大事ですよ。
0 件のコメント :
コメントを投稿