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【10/05/11】香川真司選手の移籍について
弊クラブ所属のMF香川真司選手が、2010年7月1日付けで、ドルトムント(ドイツ・ブンデスリーガ)へ完全移籍することになりましたので、お知らせいたします。
これだけの文字数で、人間の気持ちは揺らいでしまうのかと驚いた。そして気がついたら南津守行きのバスに飛び乗っていた。どんよりとした重たい雲が印象的だった。
2時前にはついたと記憶している。南津守にはもう先客がいた。山野さんが番組の収録中。心なしか山野さんもテンションが高い気がする。
練習開始は15時から、でも最初の1時間くらいはミーティングだったのか室内。広報から話が飛んでいたのか15時半くらいからメディアの人が集まりだした。スポーツ報知とNHKは確認できたけれど、他にテレビカメラが2台、EOS1D持ってる人が2、3人。プレス全員で20人以上いただろうか。
そんな奇妙な空気の中でも、シンジはまるで今日がよくある平凡な一日であるかのように姿を見せた。
いつの間にか振り出した雨が少しずつ勢いを増していく。少し前髪を気にしながら軽めのジョギング。
みんなも、本当に普通に走ってる。
始動日と比べると、家長は本当によく笑うようになった。それが少し嬉しかったり。球技場に君臨するのは家長かも知れない。
でも乾だけは、いつもより笑っていなかった気がする。心配。レヴィーや松井が何度もいじって、無理に笑わせていた。
今日一番大変だったのは広報だったと思う。プレスを誘導するのに横井さんも一生懸命。シンジの大事な日だから、きれいに送り出してあげたいっていう気持ちが、すごくよく伝わってくる。ジョグを終え、引き上げてくるシンジにずっと何か話していた。弟にアドバイスを送るお姉さんみたいだった。でもシンジはすごく冷静だったし、朗らかで、よく笑ってた。ファンサービスの時に一枚!
この後、シンジは会見場へと移動した。会見の内容はもうアップされている。多分あの調子で、すごく冷静に話をしていたはず。それはルーキーの頃から変わらない「シンジ流」
こんな何気ない日常が、もうすぐ終わる、それが信じられない。でも、理解しなきゃいけない。そして、これからのシンジのために、これからのセレッソのために、神戸戦は全身全霊でいかなければ。絶対に負けるわけにはいかない。負けちゃいけない。
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