ソアレス監督が実質解任、後任はレヴィー翁だそうだ。青天の霹靂というが、これほどのものも珍しい。
ソアレス監督の、特にアウェイ鹿島戦から後の指揮に関しては、正直受け入れがたい部分があった。ホームの広島戦とか、何度も間違いが修正できない部分があって、それをパッチするのに都度都度数試合が必要で、それはどうなんだと。
ただ、人間セルジオ・ソアレスについては、話は別だ。熱心な指導、選手に熱く語りかけるスタイルは、選手にとって心に響くものであったに違いない。
どんな監督であれ、長所短所がある。それをサポートするのがフロントの仕事のはず。
ソアレスは清武、キム・ボギョンを抜かれ、螢、扇原、杉本をレンタル移籍、オリンピックで失った中でも結果を求められた。それは差し引かなければなと思う。
また、ソアレス自身の監督として、用兵面での短所ははっきり分かっている。それを補える環境であるなら、彼との別れはなかったかもしれない。酷く無念な気持ちだ。
レヴィーにも、奥さんのマリリアさんにも、申し訳ない。
彼ほど、今のセレッソを把握できている存在は他にいるまい。だからもし後を託すのであれば、レヴィーが最良、それはわかる。
ただ、レヴィーは去年の冬に、セレッソに対する全てを出し尽くしてくれた、悪い言い方をすれば「予備役」の存在だ。 もう一度、その体に情熱をたぎらせ、チームの残留に尽くすというのは、どれだけの苦役なんだろう。
それは、誰が監督であろうと、どんな選手であろうと、セレッソの一員は全て応援する。勝て、がんばれと激を飛ばす。ただ、それと別の話で、妙な消化不良が心の奥底に溜まって仕方がない。
早く切り替えて、レヴィーを最高の状態で迎えなければ…。
レヴィーに泣きついたようにしか見えない。
返信削除フロントは所詮レビィー頼りだったんかと情けなくなりました。
レヴィーから引き継げる人間も同時に投入してもらいたいです。
広島はうまいことやってますし。