今日の夜、ソアレス前監督、デニス前コーチが関空から離日、ブラジルへと帰って行った。今頃はまだ機上の人なのかな。ブラジルは、遠い。
ソアレスさん、あえてソアレスさんと書くけれど、彼を見ると、いつも強い父性、優しさと厳しさを感じる自分がいて、それは今日も同じだった。見送りに来た30人くらいのサポーターとチームスタッフ一人ひとりと、強く優しく、抱擁と握手を続けて、時間が全然足りなかった。
俺たちはまかりなりにサポーターを標榜していて、チームを勝たせようと応援をし続けている。監督も目指すところは同じ、勝利だけ。でも、チームが上手く回らなかったり、いろんな要素が絡んで、実力が出ない時もあるし、選択を誤って失敗をしたりすることも多い。
ソアレス前監督は、少し柔軟性に欠ける部分があって、チーム状態が良くない時に流れを止められなかったこともあった。
それでも、彼がチームのためにどれだけの情熱をそそいでくれたかは、よくわかっている。だから一身にチームの不振を背負い込み、何度も「アリガトウ、ゴメンナサイ」と涙する彼を見るのは本当に辛いことだった。
彼は、多分彼が感じているほど、チームに良い影響を与えていなかったわけではないと思う。攻守のバランス意識であったり、仕掛けどころを意識した試合運びであったり、今まで経験したことのない切り口からサッカーを見ることができた。これは、間違い無くプラスだ。
そのプラスを糧にして、これからのセレッソを支えていくこと、J1の座を死守すること、チーム、サポーターにはまだ大きな仕事が残っている。
彼と等しく、いや、それ以上の情熱で、セレッソというチームに関わっていこう。それが残った者の務めだ。
Ookini Sérgio !!
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