セルジオ監督(もう、「前」監督か)に対して、全く恨みはない。とは言えないけれど、少なくとも人格がどうこうという人物ではなかった。むしろ、尊敬し、学ぶべきスタイルを持ったすばらしい紳士だと、俺は思う。
だから、今日荷物をまとめて、日本を去るこの若く、情熱も未来もある指揮官に、何か言葉はないのか考えていた。
そうしたら、先にあちらから言葉が投げかけられてきた。
【12/08/28】セルジオ・ソアレス監督、デニスコーチからのメッセージ
ぜひリンクに飛んで、この最後のメッセージを心に刻んでほしい。
彼だって、好き好んでチームを危うくさせたわけではない。不運があったり、うまくいかない部分が積み重なって、こうなってしまっただけで。
レヴィーは明日朝早々に大阪に戻るらしい。それは歓迎だけど、ソアレスもいつか、指導者としてのスキルを伸ばして、成長した姿でセレッソに戻ってきてくれたら、それは嬉しい。
今まで、得点のたび、選手が、スタッフが一丸となって喜ぶ姿など見たことがなかった。
選手も一丸となって手を結び、仇敵と立ち向かった。
この「スピリット」に理論や技術が伴えば、今まで見たことがないサッカーが見られるような、そんな気がするんだ。このままじゃ、やりきれない。
だから、日本を離れる彼には、この言葉を送ろうと思う。
Obrigado Sérgio. Vamos encontrar novamente.
(ありがとうセルジオ、また会おうな。)
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