得点者
前半36分 吉田 孝行(神戸・PK)
前半40分 キム ボギョン(C大阪・PK)
後半23分 野沢 拓也(神戸)
なんか今日は普通の観戦記書く気になれない、同じ事を書くだけだから。写経みたいなもので、どんな修行ですかと。
まとめて書いておこう。
相手のチームの方が運動量があって、ボールを落ち着かせるべきボランチやセンターバックのところまでプレスが来た。
それで最初のパス精度が鈍って攻撃が鈍化、相手に簡単にボールを与えてしまう。
そうなると全員攻撃全員守備のセレッソはカウンターを食らって背走というシーンが増えてきて、相手よりも早くスタミナが切れる。
特に両サイドバックは疲弊が早い。
それは純粋にスタミナがないのもあるけれど、攻撃の時にボールをホールドできる選手やブロックが無くて、サイドバックの選手が休む隙がないのが大きい。守備組織の一部、攻撃の組み立て、サイドハーフになったキム・ボギョンや清武の援護、ケンペスへのクロッサーと、与えられた仕事が多いことも原因になっている。
だから終盤になると判で突いたように走れなくなった酒本の裏を狙われて、攻撃の形さえ作れない状態になる。惜しいシーン、ここが決まっていればというシーンさえ無く、おしまい。
鹿島戦の大逆転負け以外は全てこのパターンだ。走り負け、当たり負け、判断の遅さ、セレッソの悪いところばかりが出ている。
先制点をとれればゆっくりとボール回しができるから、悪癖は鳴りを潜める。けれど一度でもリードを許したら、二度と自分たちに流れを引き戻せない。
仙台が明確な「攻略法」を見つけてから、この試合まで7試合で2勝5敗。得失点差こそ僅差ではあるけれど、力負けが目立つ。
セレッソがACLを戦っていたりして、他チームよりも過密日程であるならば、それは苦しいな、仕方がないなという話になる。けれど、他のチームも等しく同じ日程を戦って、セレッソの前にいる。そこに毎度毎度走り負ける、競り負けるというのを一ヶ月以上続けていて、打開策も打てないでいる。
セレッソが好きだ。すごくすごく好きだ。だから何の代わり映えもなく負け続けるチームを見ていると、悲しい。
毎日ニュースを見て一喜一憂したり、せっせと試合前の準備をしたり、今日のように、雨が降っても日が差してもスタジアムの硬いシートに座って(あるいは立って)じっと試合を見続けているのは、代わり映えのしない90分間を見るためじゃない。
本当は、もっとたくさん、選手たちに活躍してほしい、もっともっと勝ってほしい、そうして皆と喜びを分かち合いたい。
つまりは、夢が見たいのだ。
選手やコーチだって、手を抜いているわけではないのはわかっている。けれど、勝つためのアクションがまるで見られないのは、辛い。
神戸戦に限って言えば、ここ二年で、裏切りは二度目になる。
一度目は去年のホーム、レヴィー・クルピが大阪を去ると決めた最初の試合。今日と全く同じような試合展開で、為す術もなく敗れた。
老将が五年間、手塩にかけて育ててきた選手達は、去りゆく恩師に対して、成長の跡を見せることも、闘志を前面に打ち出すこともしなかった。
だから、今日この試合は、勝たなければいけなかった。その日の悔しさをバネにチームが成長したことを、札幌で惨敗した悔しさを糧に、短い間ながらも頑張ってきたことを証明するために。
その期待は、簡単に打ち砕かれた。
チームの中で気概を見せてくれた人間がどれほどいたか、正直わからない。ラストプレーのコーナーキック、キム・ジンヒョンが鬼気迫る形相で神戸のゴール前まで来てくれていなかったら、俺の気持ちはもっと薄暗い影の中にいたかもしれない。
とにかく、今はどんな形であろうといい、結果を求めてほしい。今まで対峙したチームの選手たちと同じくらい、それ以上の気持ちで戦ってほしい。
それが今日来てくれた、今まで支えてきてくれていて、これからも支えていこうと考えてくれている人達への、たった一つの贖罪だから。
お疲れ様でした。
返信削除今日はもうつらくてつらくて(笑)あきませんわ。
西中島さんのブログ読んで、妙に納得しました。
試合自体もそうですけど、あぁそうか。夢を見れない敗戦だからこんなにつらいんだーって。
僕もぶっちゃけ仕事やる気無いです(;´∀`)
削除なんか出尽くしてしまった話をもう一度するのは辛い…。
お疲れさまでした…私も前の日にでなく前々日に牛を食べたのが念力薄かったんですかね(泣)
返信削除それはさておき、最後のジンヒョンの上がりとシュートシーンがなければ、頭に血が上って脳溢血起こしたかもしれないような試合でした
柿谷には本当に残念です、どうしてためらうの?
というシーンが多すぎました
最悪、負けたとしても勝利を求める姿勢が見えればモヤモヤはましだったと思います
負けるとどうしてもフラストレーションがたまりますよね。
削除選手も同じ気持ちのはずなので、次を信じたいです。