5/27/2012

愛しのケンペス師匠 #cerezo #photo

個人的主観なわけですが、「完璧」は美しくないと思うのです。

何をもって完璧と成すか、完璧と定義するかは難しいのですが、はっきりとした欠点が1つ2つあったほうが、気持ちをすんなりと入れ込めるのです。

オタク系の言葉でドジっ子、なんてのがありますが、人の生死に関わらないような瑣末なミスなど、魅力ですらある、ということなのかもしれないです。


平たく言うと、ケンペスが好きです。


こういうブサイクに撮れてしまった写真など、本来はお蔵入りなのですが、俺はこれを非常に気に入りました。



ハイボールの競り合いで頭ひとつ負けてしまっているところなどたまらんです。体が伸びきっているのでボールコントロールもままならんのです。これ、杉本健勇にも言えるのですけどね。フジモンなんかは空中を泳ぐようにしています。競り合う動作、弾き返す動作を行える余裕を持っている。



日本人は学校で「受け身」をならうので、ゴロンと転がったりできるのですが、ケンペスはそんなんできんです。体の頑丈さでカバーです。



しかし、このドジっ子にはゴールハントという武器があるのです。

足元の技術とゴール前の冷静さと、相手から消える動きができるいう長所。ハイボールは無理っすわ、足は遅いんですわという短所がハッキリしているから、ケンペスという個性は魅力的なのです。



ゴールした後のどう考えても不恰好な喜び方もチャーミングなのでどんどん点取ってほしいものです。

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