11/23/2006

名古屋戦前予想。

 この記事を書いている21日夜の時点で、23日の大阪は雨の予報、降水確率60%。一言言わせていただきたい。

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 小雨程度なら何とかマスゲームやりたいんで、ギリギリまでブログのチェックよろしくお願いします。


 さて、ここからは真面目に試合の予想。名古屋とは開幕戦でぶつかり、ロングボールを使った速攻に苦戦、3-2で敗れた。あそこでもし、まかりなりにも引き分けていたら、今年のセレッソはどうなっていただろうか。下村、前田のスランプも無かったかもしれないし、まだベンチには小林さんがいたかもしれない。まあ次のダービーで痛い目にあっていた可能性が高いので、あまり意味のない、たらればの話。

 アレから名古屋も迷走を続け、万博ではガンバに5-1と大虐殺を食らっているが、そこからは立て直して9勝5敗3分、ここ3試合は千葉、大分、浦和相手に3連勝で、しかもその間の失点は僅かに1、抜群の安定感を見せている。
 

 開幕時と大きな違いは2トップから3トップへのシステムの変更。DFは相手に合わせて4バック、3バックを使い分けているが、真ん中にヨンセンを置き、左右に杉本、玉田という快足FWを置く前線は不動、3バックを敷くセレッソにとっては厄介なマッチアップになるだろう。サイドを厚く出来ればいいけれど、そんなフレキシビリティは今のセレッソには無い。

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 現実的にはダブルボランチの一枚を上がらせずに、守備の枚数を増やすことになると思う。


 中盤のレギュラーである藤田、本田、中村、金が揃って出場停止ではあるが、それも必ずプラスの材料になるとは思えない。

 仮に彼らが出場していれば、少しは中盤で勝負が出来たかもしれないが、いない以上はバックラインから3トップへ、徹底したロングボール攻撃に出るだろう。そうすれば何時にも増して、全体が間延びしやすくなる。前節で死闘を演じたメンバーが殆どのセレッソにとって、これはキツイ。


 勝機を見出すなら、選手交代がキーになる。常に一定の運動量を維持し、尚且つ勝負どころでラッシュをかけるなら、それしかない。

 名波、山田ら経験豊かなベテランの存在も重要だが、とりわけ期待しているのはブルーノ。彼の縦への意識と空中戦での強さが必要になる可能性は高い。前線に配しても、中盤の底を任せてもいいというユーテイリティ性も、存在感を際立たせる。


 試合がどういう結果になるのかは、まだ判らない。ただチームもサポーターもベストのパフォーマンスを見せなければ、願う結果は得られないだろう。チームが全力を尽くせるよう、サポーター一人一人も、全力でサポートしよう。

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