4/20/2006

残された者のすべき事。

 思い返すと、福岡戦は実に妙だった。やたらと早めに攻撃的にシフトしていたし、試合終了間際なんてカウンター上等ってくらいみんな上がっていたし(それでも現状がアレなんで、絶妙に間延びしていただけだったけれど)、ひょっとしてあの試合は小林さんのクビがかかっていたんじゃないだろうか?

 以下はそういう妄想に取り付かれた私の黒々とした思念なので、あまり汚いものを見たいという人以外は御覧になられませんように。


 

 私の妄想が正しければ、小林さんは試合の前に自分のクビもとが涼しい事を判っていた。それでも辞任しなかった。好意的に捉えれば、ある程度名誉が保たれる辞任という道を捨ててまで、セレッソの建て直しに尽力してくれていたのだ(解任なら辞任より幾らか金銭的に有利になるという見方も否定しないけれど)。
 古橋には、どれだけ負けが込んでも、キャプテンを代えず、いつも90分間プレーさせ続けた小林監督の意気を感じてほしい。あの福岡戦でさえ、交代させようとしなかったのは、古橋という男自身の可能性を信じたから、それ以外考えられないでしょう。
 これからも暫くは辛いと思う。でもチームを勝利に導くプレーや姿勢こそが、キャプテンに指名してくれた人への唯一の恩返しだという事を忘れないでほしい。
 下村、ブルーノ、前田、ウチは下向く選手が多いけれど、今は意地でも前を向いて、今までの分を取り返してほしい。まだリーグ戦1/4終わったばかりなんだから、まだまだ有るよ。
 塚田さんには前回に続いてホント苦しい時に貧乏くじを引かせてしまって悪いなという気持ち。そういうところから何とかやり繰りするのが上手いのは、そういうところで監督を引き受けるパターンばっかりだからなんだろうか。
 サポーターも、気持ちを切り替えなければいけないんだろうね。誰がどういう考え方だからなんて確執は、もうコンクリで固めて大和川にでも流してしまえ。
 長居でも、アウェーでも、ちょっとでもいいから、いつもより声だそう、手を叩こう、跳ねれる奴はどんどん跳ねて、旗持ってる人はブンブン振って、太鼓持っている人(こおさん頼んだよ)はドンドンリードしよう。多少かっこ悪いのは気にしない。今サポートしないでいつするか。
 それぞれに気持ちを切り替えて前を向く。今の状態で各人が出来ることって、それだけだから。今はそれに集中。解任の一報が出る15分くらい前に「むやみに解任するのはな」なんて記事書いてた人間でも、カッチリ切り替えているんだからさ。
 

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